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読書感想文「レインツリーの国(有川浩)」

読書感想文「レインツリーの国(有川浩)」

「レインツリーの国」の読書感想文①

人間はいつも自分が中心で世界が動いている。当たり前なことだが自分が一番かわいい。しかし周りのことをよく考えること、相手がどんなことを思っているのか想像してみること、客観的に物事を見ることはどれほど大事だろうか。
 
それができるひとは世の中に少ないのかなと思う。でもそれができる人が人との関わりや生き方などを大事にできる人だと思う。そんなことを思わせてくれた一冊だ。もし自分の周りの人で耳が悪い人がいたら私はどうするのだろう、私はその人の力になることができるかなど色々と、考えさせられる本だった。
 
また、それに恋心が描かれていたのでとても胸が熱くなる物語だ。人間は言葉で伝えないと伝わらないことなんてごまんとある。私はどちらかというと、言葉にしなくても相手の気持ちがある程度わかると思っていた。でもそれは自分の中でも解釈であって、実際はどうなのかはやはり言葉にしないとわからない。
 
相手の行動が何かおかしいと思った時、色々な視点から物事を見る必要がある。自分の感情や思っていることだけでは不十分だと感じることができた。相手を思う気持ちはこれほどにまで大事だと感じさせせてくれるような物語だ。
 
私はもともと本を読むのが好きではなかった。しかし友達にこれはいいよ!と勧められ、通学の電車の中で読んでみた。本自体も薄いので非常に読みやすい。本が嫌いな人でも気軽に読むことができるような作品だ。電車の中で読んでいたが、続きが気になってどんどん読み進めていけた。
 
また感動するので電車では、読まないほうがいい。今は映画化もしていて大変話題になっている。でも是非単行本で読んでほしい一冊だ。本当に本が苦手な人にもオススメだ。本当にすぐに読み終わってしまうので時間がない方にもおすすめだ。
 
また小さいので持ち運びも抜群だ。男の子の気持ちも女の子の気持ちもどっちからの視点でも読んでほしい。これを読めば絶対にキュンキュンすること間違いない。
 
(20代女性)

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