川上未映子読書感想文「乳と卵(らん)(川上未映子)」2018.04.27母親との葛藤や思春期のひりつくような痛みを、私はこの本を読んで鮮明に思い出した。女の子から女性へと成長していく過程で起こる身体の変化や、これから起こりうる男性との交わりなどを想像してしまうこと。母親がそれをしたことによっ...
川上未映子読書感想文「あこがれ(川上未映子)」2016.03.16ストーリーは主人公の一人称が前半後半で変わる。まず前半は小学4年生の男の子の視野で描かれていた。まだとてもピュアで、世間の物の見方に自分の考えが侵されていない少年の考えに郷愁を憶えた。好きという気持ちも、友達に指摘される...