読書感想文「国盗り物語(司馬遼太郎)」
「国盗り物語」の読書感想文 国盗り物語は前半が斉藤道三、後半は織田信長が主人公の歴史小説である。斉藤道三は美濃のまむしと呼ばれ、一介の浪人から一代で美濃の国主にまで上り詰めた、下克上の典型の人物である。別名のまむしのイメ...
「国盗り物語」の読書感想文 国盗り物語は前半が斉藤道三、後半は織田信長が主人公の歴史小説である。斉藤道三は美濃のまむしと呼ばれ、一介の浪人から一代で美濃の国主にまで上り詰めた、下克上の典型の人物である。別名のまむしのイメ...
「箱根の坂」の読書感想文 箱根の坂は、北条早雲の一代記である。北条早雲、作中では伊勢新九郎はが都から伊豆に向かい、やがて伊豆を切り取り、相模をうかがうまでの話である。北条早雲という人物、斎藤道三とともに下克上の体現した人...
「燃えよ剣」の読書感想文 土方歳三。歴史の授業で名前を聞いたことがある、という程度の知識しか持ち合わせていなかった私が、この本を読んですっかり、土方歳三に恋してしまった。この本を手に取ったのはほんの些細なことで、「好きな...
「歴史を紀行する」の読書感想文 この書物は長年人気作家として常に上位に位置してる司馬遼太郎氏の日本の県民性を歴史的・地理的な観点から紐解いた紀行随筆である。とり上げられた地域は高知から始まり大阪で終わる12府県である。司...
「竜馬がゆく」の読書感想文① 坂本竜馬の生涯を描いた有名な歴史小説であるが、全八巻というその壮大さから読書好きの私も今まで手に取らずに来ていた。ハードな仕事で体調を壊してしまい休職することになり、挑戦することにした。その...
この本は上中下の三部作だ。1番目の、上巻では主人公継之助の人となりについて詳しく描かれている。継之助は、自分の心の中に一本の太い木のようなものを持っていて、それもしっかり地に根付いている木だ。その木を、この時代に生きた偉...
「義経」の読書感想文 私は驚きました。同じ日本人なのに、生まれた時代が変わるだけで、社会がこうも変わるものだろうか。当時この日本という国が東と西で真っ二つに別れており、東日本に住んでいた人間は西日本に住む人間と違う異人種...