「図書館戦争」の読書感想文
あなたは図書館を利用したことがあるだろうか。日本においては公共の図書館を無料で利用することができ、小学校や中学校にも図書室などといったかたちで付属しているため、非常に身近な存在である。こういった図書館は私たちに様々な情報を提供してくれるとともに、貴重な娯楽の場となる。
だがもしも、これらを享受する自由が国によって制限されたとしたらあなたはどう思うだろうか。おそらく多くの人が憤りを感じるだろう。この小説の舞台はまさにそういった世界である。国によって刊行されるすべての書物に検閲が行われ、テレビを含めたメディアにまでその手は及ぶ。自由に情報を得ることができない世界。インターネットがここまで発達した現代社会に生活する私たちにとっては想像もつかない世界である。私はまずこの設定に非常に大きな恐怖を感じた。
主人公は図書館の自由を守るために戦う女、笠原郁。明るく裏表のない性格で読んでいるだけで力をもらえる彼女は、図書館の自由を守るために戦う図書隊に所属する。駆け出しの隊員である彼女は自分の気持ちに正直すぎるあまり様々な問題を起こしては、折り合いの悪い、むしろ、相性の良すぎる上司堂上篤に叱られる。
両者とも真剣だからこそ二人の掛け合いを見るだけで小さな笑いがこみ上げてくる。新人の笠原は、しかしながら、真剣に取り組んでいるうえでのことであり、そこにじれったさを覚えながらも共感せずにはいられない。一面優しさも持ち合わせており、同期の手塚が子供に手錠をかけようとした際にはそれを諫めている。
大小さまざまな事件を乗り越えて成長する笠原は見ていて楽しいだけでなく自らへの励ましにもなった。そして物語の終盤で笠原は堂上を超えることを宣言する。上司と部下の一言では片づけられない二人の関係。読んでいてとても引き込まれた。
(20代男性)
この映画は私にとっては大切な印象に残るような映画でした。
本を読むのが大好きな私にとってさらに本の大切さ?を教えてくれた映画でした。
私はまだ映画は見ていません。本館に行かずにTVであったのでそれを見ていました。
V6の岡田君が演じる堂上教官の勢い?熱さ?本に図書隊のメンバーに対する思いがきっかけでこの映画を好きになりました。ごめんなさいなんも感想になってませんよね(笑)この思いが伝わるかわかりませんが誰かとこの「図書館戦争」や有川浩さんが作ってくださった映画や小説や「レインツリーの国」について話がしたいですどうか話し相手がいますように(笑)返事お待ちしています。