ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア読書感想文「たったひとつの冴えたやりかた(ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア)」2016.12.27この本は3つの物語をある惑星の大学図書館の司書が,カップルの学生に研究のための文献として紹介していくという形で描かれたSF小説である。読者はその学生とともに,舞台となっている宇宙とそこに生きる種族とその歴史を垣間見ること...