読書感想文「多動力(堀江貴文)」

堀江貴文、ホリエモンといったほうが世間ではわかりやすいかもしれない。彼は毎年沢山の本を出版する。実際に彼が書いているのかは不明であり、ラインのやり取り等を編集した本さえある。とはいえ時代を先取りする感覚に優れた実業家である、彼の意見や考えを知る事は面白い。
 
内容的には既存の考えをブレイクして、今まで常識と思っていた事を疑い、変えてようと提案している。彼の著書の大半がそういった自己啓発等を提案して、社会の矛盾をつくものや、自身の経験を通して世間に訴えるものが多く、また非常にわかりやすい文章で読むだけなら2時間もあればほぼ読める内容なのも彼らしいと言えば彼らしい本だと思う。
 
20万部を超えるベストセラーとなり、彼の意見を受け入れる層も増えたと思う。盲目的に受け入れろと彼は述べていない、常に挑戦して、失敗を繰り返しながらも、人生を楽しもうではないかと推奨している。彼の意見が当たり前になるのは、今から何年後になるかわからない。その時にはもっと新しい考えがあり、社会も変わっていると思う。
 
この本を読んで感動した、実践してみようって思う事はない。おそらくこの手の本を読んで、実行して成功した人は少ないと思う。世界的な規模で動く時代にこの国の矛盾点、ここがおかしい、この考えがおかしい、時間の使い方、お金、教育、働き方、が多様性のあるなかで一人の企業家が考え、提案した事に乗るのは悪くない。
 
文字通り多動力を駆使して、スマホと使い情報を得て、右から左へすばやく流す事も出来るだろうし、そんな人もいるだろう。本の構成からまず右のページに小タイトルを書いて、その後、その内容を説明するやり方は短時間で読み、理解するにはよい構成だが、内容は薄い。
 
どうじに日本の社会も信頼するだけの内容ではなく、常に疑い、変化して対応する事を求められているようにも思えた。彼の述べる意見は的を得ていて良いが、それをそのまま実行するのではなく、自分の考えを持って、実行すればいいと思う。バカになれとは良い事だと思う。それだけバカになれないのも事実だから
 
(30代男性)


 

 
 
 
普段、あまりベストセラーは読まないほうだが、『多動力』というタイトルに興味をひかれて読んでみた。見出しやまとめが目をひくせいか、意外に読みやすい内容だ。多動という言葉は、落ち着きのないイメージもあるのだが、そのマイナスさが今はプラスに転じているということには共感できる。
 
インターネット時代となり、これまでの常識や価値観が通用しなくなってきているという指摘は、これからの私たちの生き方や働き方全般が変化していくという大きな前提であるのは間違いない。近年、私も何となく感じていたことであるが、本書は“一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった”という章から始まる。
 
私が就職した当時は、まだまだ何か一つのことを極めたり、一芸に秀でる人がもてはやされる傾向があったが、それだけでは、立ち行かなくなっている時代へと変わってきているのだ。著者のいうとおり、興味のあることを次々と追及し、飽きたらまたあたらしいことを始める、という転換の早さと軽やかさがむしろ必要とされているのである。
 
これが、他動力ということになるが、この能力を持つ人にはいわゆる変人たる傾向もあるという。個性を活かせることで、周囲に迎合する必要のない時代となっていくのはいいことだと思う。他人や社会から、常識的な人と評価されるより、自分自身の興味を追求して仕事をし、ライフスタイルも自由に変えていけるという柔軟さが大事なのだ。
 
ある意味、これまでの時代の閉塞感を打破し、新しい生き方を示唆している点でも印象的である。近年の映画『君の名は。』が大ヒットしたのも、現代の速い“時間感覚”を見事にとらえたからだという指摘は興味深い。確かにスマホなど、今は生活の隙間時間を埋める機器が普及しているのである。
 
以前のようなのんびりした時間の流れは、日常から離れないと得難くなっているのかもしれない。著者は頭もいいし、時代の先端を生きている人なので、時々極論に感じてしまう面もあるが、私の年代にはいい意味で刺激的な内容だ。大きな変化の時代を生きている今、自分自身もどんどん変わっていくのは当然のことである。
 
過去のやり方や在り方を手放していく必要性を感じるゆえ、以前の社会通念や常識にとらわれないうえで、いろいろ参考になる一冊だった。
 
(50代女性)


 
 
 
堀江さんは私が尊敬している人物の1人だ。まずこの本はとても見やすく普段本を読まない人でもかなり早く読了できる作りになっている。今の日本人の考えや行動を起こすことのできる人物の思考などがよくわかる本だ。著書の中で「小利口はバカに勝てない」と書いてあり納得だ。
 
頭の良い人はプライドが高い傾向があり人前で恥をかくことを恐れて、新しいチャレンジに対してネガティブだ。一方バカは何でもハイハイと手を挙げる、小学校を思い出してらまさにその通りだ。比較的勉強が苦手な人が何もわからない状態でもとりあえず先生に、ハイハイと手を挙げるがまさに今のグローバル社会でも同じ事が言えるであろう。
 
小利口な人は1つの会社という組織の中で一生最低限人様に恥を見られないようにと良い子を演じる。まさに小利口そのものだ。それも1つの生き方だと私は思う。しかし、今のグローバル社会で言い方は悪いが、バカが成功してきているのは事実だ。ここで言うバカとは良い意味で何でも積極的手を挙げる人のことをさしている。
 
彼らは失敗を沢山経験していて、一種の失敗免疫みたいなのが出来ていると私は思うのだ。失敗に強い人間はこれからのグローバル社会では非常に強みになると私は思うのである。失敗しないと人間は成長しないとよく言うがまさにその通りだ。この本を、読むと失敗に対する認識の仕方が少し変わる。
 
どうしても人間は失敗をネガティブな認識としてとらえる傾向があるが、失敗は実はとてもポジティブな事だと読了した後は感じるのだ。「永遠の3歳児たれ」と著書に出てくるが、人間は3歳児までに脳ができあがり3歳児の脳が一番活発な状態にあるのだ。3歳児というと周りの色んな物に興味を持ち、とりあえず触れてみる。
 
ケガをするのを恐れていない3歳児の脳みたい生きれればクリエイティブな思考でいられる。私はこの本を読んでから性格が前向きに生きられるようになった。そして失敗を恐れずにどんどん新しいことにチャレンジをしていこうそういう気持ちが強くなった。
 
(20代男性)
 
 
 
 

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