「99%の会社はいらない」の読書感想文
私がこの本を読んで強く感じたことは、自分が面白いと思うことに挑戦したほうが良いということと、時間を有効に使わないといけないということだ。現在、社畜という言葉が社会で流行している。社畜とは、勤務している会社で飼い慣らされ、自分の意思を放棄し、奴隷と化したサラリーマンなどを揶揄した造語である。
日本人の特徴として、自分の意思をはっきりと言えない人が多い。そのため、定時が過ぎても嫌なことをやったり、休日に出勤したりと自分の時間を取れない、いわゆる社畜となる人が増えていると思う。良い大学を卒業して、大手企業に就職することが良いという意識が社会全体に浸透しているため、若者がその選択肢しか持てていないのではないか。
私は人生は一度きりなので、そういった考えに流されるのではなく、自分が本当にやりたいことをやろうと思った。やりたい仕事をやったほうが、仕事に対する意欲が高まるため、良い結果も出せると思う。現在に至るまで、やりたいことがあっても「時間がないから」と言い訳をして現状に留まることしかできていなかった。
時間だけはすべての人に平等に与えられているにも関わらず、やりたいことをできている人と、できない人がいるのだ。両者の決定的な違いは、時間を最適化し、有効活用できているかどうかだ。できない人というのは、ダラダラと時間を過ごして、やりたいことに使える時間を無駄にしているのだ。
私も特に用もないのにスマートフォンをみていたり、何も考えずぼーっとする時間があった。その時間を有効に使えれば、やりたいことはすべてできると思う。また、自分と合わない人と長い時間を過ごしたり、嫌な仕事をしている時間も無駄な時間ではないか。
人付き合いといって愛想笑いをしたり、ストレスのたまる時間を過ごすよりは、思い切ってその関係を絶ったほうが良いと思う。私は今まで、親の言うことを聞いて学校を選んだり、嫌だなと思うことをやってきた。これからは自分のやりたいことだけをやって、自分の時間を生きたいと思う。
(10代男性)
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