読書感想文「夢をかなえる口ぐせの法則(佐藤富雄)」
この本は脳科学と口ぐせの関連性について書かれている本である。内容としては自己啓発に分類される本であると思うが、口ぐせを変える事によって未来を変え、なりたい自分に近づけるということが、脳科学の視点から根拠をもって書かれてい...
この本は脳科学と口ぐせの関連性について書かれている本である。内容としては自己啓発に分類される本であると思うが、口ぐせを変える事によって未来を変え、なりたい自分に近づけるということが、脳科学の視点から根拠をもって書かれてい...
「未必のマクベス」の読書感想文 文庫化で書店に平積みされており、帯に書いてあった「あなたは初恋の人の名前を検索したことがありますか?」という言葉に惹かれて購入してみた。普段私は一ヶ月に1~2冊程の本をゆっくり読むのが習慣...
「車のいろは空のいろ 星のタクシー」の読書感想文 児童書である、あまんきみこさんの『空色のタクシー』シリーズを真剣に読み始めたのは、大人になってからだった。子供の頃に国語の教科書に載っていた『しろいぼうし』という話が忘れ...
「千姫様」の読書感想文 本作は、「御宿かわせみ」シリーズで有名な平岩弓枝さんの時代小説だ。本作は、「御宿かわせみ」シリーズで有名な平岩弓枝さんの時代小説だ。主人公は、あの徳川家康の孫であり、豊臣秀頼の正室でもあった、千姫...
この本を読むきっかけとなったのが、武田鉄矢の三枚おろしというラジオが動画にて配信しているのを聞いて、読むことになりました。もともと死刑について関心があった事と、死刑に至るまでの生活あるいは境遇についてこの本には事件の流れ...
「私たちが好きだったこと」の読書感想文 大分以前に書かれた本だが、自分は全く違和感なく読み終える事ができた。そして、読み終える事が惜しいと思える小説だった。二十代後半、男が二人、女が二人が、ちょっとしたきっかけで一緒に暮...
「ツバキ文具店」の読書感想文① 小川糸さんの本は、『食堂かたつむり』以来のファンであり、『ツバキ文具店』はNHKでドラマ化されたので観ていたが、非常に面白かったので、そのドラマ原作を読むことにした。鎌倉が舞台なので、鎌倉...
「五匹の子豚」の読書感想文 この本の序盤を読んで、私はこう思った。「切り口が新しい」と。今まで数々のクリスティ作品を読んできたが、このパターンは初めてである。大抵は事件が起きてから謎解き、という流れで物語が展開する。しか...
「お前なんかもう死んでいる」まずこのタイトル名の面白さ、インパクトさに惹かれたのと、人生に行き詰まりを感じていて落ち込みが酷く良い本を探していた時にこの本に出会った。波乱万丈の人生を送って来られたのであろう事は予測してい...
「下町ロケット」の読書感想文 私は本を読むのはあまり得意な方ではなかった。でも、この本を読んでからは、「本から得られることは自分にとって役に立つことがある」ということを実感しました。所詮下町の中小企業である「佃製作所」。...
結論から言うと、インターネットを利用した副業をしたいが、今までにその経験がなくその方向性が定まっていない人にとってはもちろん、或いはネット副業には実際に取り組んでみたものの一体どの副業が向いているのか模索中の人など、初心...
「私的生活」の読書感想文 今から30年以上前に読んだ本です。今から30年以上前に読んだ本です。2,3年前に文庫本のカバーがリカバリーされたのをTSUTAYAで見て、思わず買いました。それ以来、何度も読み返しています。一作...
小説を読み終えたとき、ぐったりとしながらパタンと本を閉じ、深呼吸のひとつでもしたくなることがあるのは、ずっと同じ姿勢をとり続けていたためだけではなく、文字だけを頼りにしてそこに描かれた世界を頭のなかに立ち上げる作業が、想...
「砂漠」の読書感想文 この話の全てには麻雀が鍵となっていると私は感じた。大学生といえば麻雀だというような安直な考え方のように思えるがその安直さがストーリーの展開を面白いものにしたように感じる。キーマンとなる人物が西嶋とい...
この本の大まかなあらすじをまず説明する。この本は私立大学の大学生であるごく普通の主人公が学費の未払いが原因で大学を除籍され、家賃も払うこともできなくなったために住んでいるアパートも追い出され最終的にはホームレスに陥ってい...
「陸王」の読書感想文 電子書籍で購入したのだが、スラスラとすぐ読めた。実は池井戸潤さんの本はこれが初めてで、今まではどうも人気すぎる作家さんの本は逆に読みたくなくて読んだことがなかった。陸王は足袋製造工場が主役ということ...
「ドミノ」の読書感想文 この本を読んで、世界で起きている様々な出来事は偶然が重なり合って起きているのだと改めて考えた。全く知らない人の人生にもしかしたら自分の考えや行動が関わっていることもあるのだ。たった今道ですれ違った...
「仕事って別に重要じゃないのかも知れないなぁ」私はこの本を読んだ後、そんな不思議な感覚に陥った。この本を読んでいる時、常に気持ちがスッと楽になったのを強く覚えている。特に私が気に入っている考え方は「仕事は人生のたった3割...
この本は、伝説的なクラシックの音楽教師であったナディア・ブーランジェの対話を中心とした、彼女の発言集である。クラシック音楽の世界を本気で志した人であれば、ナディア・ブーランジェの名前を知らない人はいないだろう。バーンスタ...
「羊と鋼の森」の読書感想文① これはピアノの調律師のお話である。田舎に住んでいる青年が、学生時代に出会った調律師に憧れてその世界に入るのだが、この本を読んだ後、自分も頑張らないといけないなと感じた。淡々と物語は進んでいく...
「桐島、部活やめるってよ」の読書感想文 映画化もされた次作は直木賞を受賞どんなものか興味があったので手に取って見た。ただしブックオフで108円だったからなのが最大の理由だ。何ページか読んですぐに気づくことだが書籍タイトル...