読書感想文「「働き方」の教科書: 人生と仕事とお金の基本(出口治明)」

「仕事って別に重要じゃないのかも知れないなぁ」私はこの本を読んだ後、そんな不思議な感覚に陥った。この本を読んでいる時、常に気持ちがスッと楽になったのを強く覚えている。特に私が気に入っている考え方は「仕事は人生のたった3割である」という著者の考え方。この考えは魔法だと思う。
 
この考えを取り入れると、会社での人間関係が全く気にならなくなる。そして自分の主張を相手に伝えることが出来るようになる。要は周りを気にせず自分のやりたいことに挑戦できるのだ。私はこの本を読んで、周りの声を気にしない方法があるというのを知ることが出来た。
 

 
 
そして人生の3割でしかない仕事なのであれば、失敗しても別に大した傷にならないなと思うようになった。これは大きな進歩で、仕事においてあらゆる挑戦が出来るようになったのである。著者も60歳で起業をしたチャレンジ精神旺盛な方である。その方が「失敗ばかりだったが今は良い思い出」という話をしているが、失敗も大抵面白い話に代わるものだし、挑戦することに本当は「失敗」なんていうものはないのだなということを感じた。
 
私はこの本を読むまで、仕事で否定されると人格そのものを否定された気がしていた。これには多くの方が共感してくれると思う。それは近年、仕事の失敗に端を発したメンタル不全、そして自殺などが増加していることからも明らかである。でもそうではない。
 
仕事なんて人生の3割なのだから、仕事に固執せず、残りの7割を充実させれば良いのである。なので自分が合わなければ「転職」という挑戦をしても良いと思うのだ。悪い言い方をすると「気軽な」思考を持つことが、これからの時代は大切になるのかも知れないと、私はこの本を読んで思った。
 
私はこの本を仕事の人間関係で悩んだり、一歩踏み出す勇気がない時に何度も読み返している。これから何かに挑戦しようとしている人、仕事が上手く行かなくて悩んでしまっている人、是非この本を読んで私のように気持ちをスッと楽にしてもらいたい。
 
(20代男性)
 
 
 
 

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