読書感想文「ロビンソン漂流記(デフォー)」
私は幼少期この本が大好きでひたすら何度も読み返したことを覚えている。子供なら誰もが夢見る冒険。一人ぼっちでの0からの開拓である。かなり久々に読んだのだが一度読みだすと目を離すことができず、気付けば3時間という時間が経って...
私は幼少期この本が大好きでひたすら何度も読み返したことを覚えている。子供なら誰もが夢見る冒険。一人ぼっちでの0からの開拓である。かなり久々に読んだのだが一度読みだすと目を離すことができず、気付けば3時間という時間が経って...
私は子供の頃から本が好きだ。小さい頃は毎週のように図書館に連れて行ってもらっては10冊くらいの絵本をかかえて帰っていたのを思い出す。学生になってからは学校や地域の図書館でよく借りて読んでいた。エッセイものは苦手で、外国の...
スキンケアについて正解がわからなくなった人には、ある種の答えを示してくれる本である。私は、決して脂性というわけではないのに、ニキビができることが多い体質である。世間ではそれを混合肌というらしく、その改善のための化粧品もた...
現在の日本をとりまく様々な残酷な真実を余すところなく伝えた良書だと思う。日本の総人口は現在のところ1億人を超えているが、もしこれが「100人の村だったら」と仮定し、そのうち「13人が子供で、61人が働き手で、・・・」とわ...
私が幸せを感じるのは大好きなお菓子を食べる事である。お菓子を食べる時はまずその姿かたちを心ゆくまで眺め、まぶたの裏に焼き付けてからおもむろに手を伸ばし、感触を確かめてからゆっくりと口に運ぶ。私はお菓子の中でも和菓子では大...
「放蕩記」の読書感想文 自分を産んだ母親を嫌悪し、更には憎むということを、人間の品格を欠く醜い行為、心情だと考えていた。しかし、その醜さを超えて初めて、母親を愛おしいと思えるのではないかと、新鮮な驚きを得た。そして同時に...
野口英世は自分が1歳半の時に母親の不注意で左手を負傷したにも関わらず、それを人の所為にせず、細菌学者としての道を切り開いた所が立派である。立派等と簡単に言ってしまったが、左手が不自由な事で友人にからかわれたり、本人自体も...
このストーリーを読み、私が感じたのは、これはサスペンスというよりラブストーリーではないかということでした。物語の主人公、レクター博士は人を殺すことを何とも思わないうえに、人を食べることを好む猟奇的な男ですが、そんな彼がク...
「民王」の読書感想文 私は、現在海外に住んでいて、なかなか日本語で書かれた本を手にする機会はない。もちろん街を歩けば本屋があり、その国の言葉で書かれた書物などもあるから、本自体は周りにたくさんあふれている。しかし、母国語...
私は「声の網」を読んで、今のスマホの状況を考えてしまった。この小説は1970年頃に書かれたものらしいが、その当時はまだ黒電話でインターネットなどは無かったようだ。全ての家庭に電話があったわけではなく、電話が一般的に普及し...
「シアター!」の読書感想文 誰が読んでも、すっごくわかりやすく面白い本である。私だけじゃなく、息子(中学2年生)もどストライクだったみたいで、友達にもすすめて面白かったっていわれた!と得意げ。普段、わたしたちがあまりふれ...
精神分析医の宮本政於氏が、十年余りのアメリカ生活を経て日本に戻り、厚生省に入省した際の体験を赤裸々につづった体験記です。ベストセラーにもなったこの本は英語をはじめドイツ語、フランス語など各国語に翻訳され世界中に大きな反響...
「子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。」の読書感想文 子供がママのもとに生まれる前の記憶や、お腹の中で過ごした胎内記憶が残っている子供がいることをこの本を通じて知り、とても興味をもちました。 複数の子供...
「AMEBIC」の読書感想文 この本を初めて読んだ時、わたしは主人公である「私」と同年代の女だった。もちろんわたしは「私」のように売れっ子の作家でもなければ、「私」が言う「普通にものを食うデブ」であり、婚約者のいる男とな...
ただ今、育児真っ只中にある私は育児や教育についての本を貪るように読んでいるところだ。その中で出会ったのが本書である。育児が暴走、虐待やネグレクトに関しての内容だろうか?しかし、副題の『夫が知らない妻と子のスィートホーム』...
この本の一番の魅力的な所は読んだ自分が洗脳されてしまうところである。話の内容は謎のカルト集団と男女四人がどういう風になっていくのかである。この本の話には、宗教、戦争など様々な悲しい話も入ってくるので、読んでいて少々苦痛を...
「夏の庭―The Friends」の読書感想文① 私はこの本を通して生きることの意味、出会いの大切さ、今現在を精一杯生きることを学ぶことができた。児童書だけど大人も学ぶことがたくさんある本だ。 小学六年生の木山、山下、河...
「“It(それ)”と呼ばれた子」の読書感想文① 私がこの本と最初に出会ったのは中学生の頃である。まだ、世の中でも「虐待」という言葉がそれほど浸透されておらず、読み終えた時の悲しみとあのどうしようもなくやり場のない怒りの感...
「同級生」の読書感想文 高校生のときをなつかしく思いながら一気に読み終えた作品だった。一部の学生は教師のやり方に満足しているが、不満をもっている学生も多くいる。だがしかしその不満をなかなか爆発させることはできない。 しか...
「光」の読書感想文 三浦しをんの作品は、小説もエッセイも複数読んだことがあった。そして『光』を読み、予想外の雰囲気に驚いてしまった。なぜなら、三浦しをんの小説とは思えないほど、暗く思い内容だったからだ。他の小説は、どちら...
「食堂のおばちゃん」の読書感想文 この小説は『恋するハンバーグ 佃 はじめ食堂帝都ホテル』で登場する一子が、夫の孝蔵亡き後のはじめ食堂の経営者として再び登場する話である。第一話から第五話の短編で、各章に料理の名前が付いて...