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読書感想文「〔よりぬき〕今日もていねいに。BEST101(松浦弥太郎)」

すごく勉強になった。著者が生きて来た中での気づきが101項目書いてある。この本を読んで特に私が勉強になると感じた項目は以下の3つである。まず、新しい自分を見つける近道であること。
 
いつも新しい自分を模索したいと願い、絶対や普通の概念を捨て、いつもと違うことを何か一つ試す生き方だ。人間は1日も早くその環境に慣れるようにできている。私はいつもと違う出来事が起きると、忙しいのに面倒だな、慣れないことをするのは嫌だなとできれば避けたいと考えて生きて来た。
 
だが、毎日いつもの自分を疑ってみる。本当にいつもしてきたことは最善なのかを考えることで、自分を日々成長させられるのではないかと感じた。明日からいつもと違うことをしようと考えていると何も感じなかった日常に張り合いが出て、明日にワクワクしている自分がいた。
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次にに支配しないこと。クギを刺すことは相手を支配したいと思う気持ちが隠れている。人をコントロールすることは不可能だと言う考え方だ。相手を信じ、愛情を注ぐことに力を傾ける生き方が書かれている。
 
これを読んで私は北風と太陽の話しを思い出した。風で無理やり上着を脱がせるより、暖めて自然に脱がせる方が成功の近道だ。人間は心を持った生き物だ。支配しようとするとそのまま自分に跳ね返ってくる。
 
優しさや思いやりもそのまま自分に跳ね返ってくると感じた。主人が家事をしてくれたことにいつもありがとうと言うと満足そうな笑顔が見られた。もっと手伝ってよと言うより、いつもありがとうと言う方がお互いに気持ちが良いことに気づいた。
 
最後に、たかだか100歩。100歩譲ってと言う言葉がある。著者は100歩位楽に譲れるという。自分と違う意見にいちいち戦うことは馬鹿げている。100歩譲って相手の意見をまず聞き、そのあと自分のペースで話しをするという考え方だ。
 
私はこらを読んで、自分の理解を超える行動や言動の人を何だこの人はと思っていました。でも段々にその人の生きてきた過程や考え方に触れるうちになるほどと納得することや、私の考えより更に深い考えがあっての行動だったということが何度となくあったことを思い出しました。
 
自分は何て浅い考えでこの人を責めていたのだろうと恥ずかしい気持ちになったものです。まず100歩譲って相手の話を聞くこと凄く大事なことだと気付かされました。
 
(20代女性)
 
 
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