読書感想文「この世の春(宮部みゆき)」
「この世の春」の読書感想文 私は時代小説が苦手です。時代小説はなんだか読んでいてもその風景やら人物やらが頭に入ってこないのです。もともと歴史そのものがあまり好きではなく、知識がないのが原因かもしれません。しかしそんな私が...
「この世の春」の読書感想文 私は時代小説が苦手です。時代小説はなんだか読んでいてもその風景やら人物やらが頭に入ってこないのです。もともと歴史そのものがあまり好きではなく、知識がないのが原因かもしれません。しかしそんな私が...
「リバース」の読書感想文① テレビドラマの評判が良かったのだが、リアルタイムで見れなかったので、原作本を読むことにした。内容や設定がドラマと原作では違っているようだが、原作での感想を述べたい。まず、私自信この作者の著書を...
「マスカレード・ナイト」の読書感想文① マスカレード・ナイトは東野圭吾のシリーズ物の小説でマスカレードシリーズである一作目のマスカレード・ホテル、二作目のマスカレード・イブに続く三作目だ。まずこの小説が出たということを知...
「女の河」の読書感想文 本作は、平岩弓枝先生の小説です。まだバブルが弾ける前の時代を背景に、男女の愛憎や、必死に試練を乗り越えなようと生きる姿を描いています。物語は、イタリアのミラノから始まります。婚約者を訪ねて来た、若...
「ラブコメ今昔」の読書感想文① 元々、有川さんの小説は読みやすくて好きだったのでこちらの小説も同じく有川さん好きな友人にすすめられて読んでみた。自衛隊の中で働く方の恋愛物語のオムニバスで、その年代や恋する人のキャラクター...
「カササギたちの四季」の読書感想文 この小説は誰も死なないミステリーである。誰も死なないのにミステリーだと?謎はそんなに甘くない、ふざけるんじゃない、と思われるかもしれない。確かにミステリー好きには少し物足りなく感じてし...
久しぶりに物凄く考えさせられた本でした。エンターテインメント性があり一気に読ませ、そういう意味でも大変面白かったのですが、単に面白いとは言えない内容で、暴力団内のトラブルで国外追放された元暴力団員が、タイからベトナムへと...
「わが息子よ、君はどう生きるか」の読書感想文 私は、この本を友人に勧められて読みました。この本はいわゆる自己啓発本ですが、とても読みやすく本嫌いの私でも非常にサクサク読むことが出来ました。友人がどういう理由でこの本を勧め...
この本を手に取った時、私はすがるような思いだった。英語が話せるようになる幻影を抱いて10年以上が過ぎた。中学生から英語教育は始まるが、大学まで進学すると仮定して10年間も英語を勉強するのに、なぜこんなに英語を話せる人が少...
小説の書き方を説明した本は数多くあるが、作家、つまり小説家としてデビューする方法について、戦略的に考えるという新書の出会いは私にとって初めてだった。毎月読んでいる雑誌のインタビューコーナーに、この新書の著者である作家の五...
この本は、わかりやすい!この一言だ。私はこの本をとある法律系の資格試験勉強用に購入し、読んだ。法律の知識が全くない私だったが、とにかくわかりやすかった。具体的にどうわかりやすかったのかというと、はじめのほうは法学で特有の...
旅好きの私にとって行って見て来た所、これから行ってみたいところが沢山の写真と解説により楽しむことができる本である。一度行って目にしたことのある地域について、訪れた時期の季節の違いにより少し違った風景を感じることができ、も...
最後の相場師と呼ばれた是川銀蔵氏の自伝。是川氏に関する書籍は、他者により書かれたものも複数存在するが、こちらは唯一の本人による描き下ろし。是川氏は明治時代の兵庫に生まれ、極貧の育ちから商いの成功を夢みて努力し這い上がり、...
日頃から、ビジネス書をたくさん読んでもっと仕事に活かしていきたいという欲求があり、本屋に立ち寄ってはビジネス書の棚の前で自分に足りていないようなビジネスの手法が書いてある本を読んだり、聞いたことはあるけどよくわからないと...
この本は脳科学と口ぐせの関連性について書かれている本である。内容としては自己啓発に分類される本であると思うが、口ぐせを変える事によって未来を変え、なりたい自分に近づけるということが、脳科学の視点から根拠をもって書かれてい...
文庫化で書店に平積みされており、帯に書いてあった「あなたは初恋の人の名前を検索したことがありますか?」という言葉に惹かれて購入してみた。普段私は一ヶ月に1~2冊程の本をゆっくり読むのが習慣となっているのだが、その本はその...
「車のいろは空のいろ 星のタクシー」の読書感想文 児童書である、あまんきみこさんの『空色のタクシー』シリーズを真剣に読み始めたのは、大人になってからだった。子供の頃に国語の教科書に載っていた『しろいぼうし』という話が忘れ...
「千姫様」の読書感想文 本作は、「御宿かわせみ」シリーズで有名な平岩弓枝さんの時代小説だ。本作は、「御宿かわせみ」シリーズで有名な平岩弓枝さんの時代小説だ。主人公は、あの徳川家康の孫であり、豊臣秀頼の正室でもあった、千姫...
この本を読むきっかけとなったのが、武田鉄矢の三枚おろしというラジオが動画にて配信しているのを聞いて、読むことになりました。もともと死刑について関心があった事と、死刑に至るまでの生活あるいは境遇についてこの本には事件の流れ...
「私たちが好きだったこと」の読書感想文 大分以前に書かれた本だが、自分は全く違和感なく読み終える事ができた。そして、読み終える事が惜しいと思える小説だった。二十代後半、男が二人、女が二人が、ちょっとしたきっかけで一緒に暮...