読書感想文「法律を読む技術・学ぶ技術(吉田利宏)」

この本は、わかりやすい!この一言だ。私はこの本をとある法律系の資格試験勉強用に購入し、読んだ。法律の知識が全くない私だったが、とにかくわかりやすかった。具体的にどうわかりやすかったのかというと、はじめのほうは法学で特有の用語の解説や、似たような語との区別の仕方、覚え方、使い方などが、初学者でもわかりやすいように表や図が多用されて、説明されていた。

 

このため条文を読んでいてわからない言葉が出てきても、ここのページに戻ってくれば言葉の意味が分かったため、条文を読むということが怖くなくなった。本の中盤は、法律の条文や実際の関係などを図にして、いったいどのような状況なのかがつかめる方法が書かれていた。

 

 

条文は中には大変長いものもあったが、ここで紹介されていた方法を実践することで、「なんだ、こんなことだったのか!」とあっさりと状況を理解することができた。これが資格試験の長い問題文を苦に感じることなく読むことができた、一番の要因だと思う。最後のほうは、憲法や民法などの個々の法律について、その特徴とそれぞれの対策の仕方が書かれていた。

 

ここを読んで、試験に必要な法律科目の大まかな形をつかんだ。そのあとで、それぞれのテキストに入ったことによって、全体像がつかめないまま、目の前にある活字だけを追う、ということがなかった。私は独学で勉強していたため、この本から得た各法令の特徴や対策の仕方、考え方などは非常に頼りになった。

 

また、手に取った感触としては少し分厚いように感じたが、実際に読んでみるとイラストや表、図がたくさん用いられているため、すいすい読むことができた。初学者の私には初めて知ることばかりだったため、「早く続きが読みたい」と1日に計画していた勉強量よりも多めに読み進めてしまったほどである。

 

また試験勉強を進めていて、細かいところに目が行ってしまい、法令の基本的な考え方や立場が見えなくなってしまうこともあった。そんな時にも、各法令をコンパクトに解説しているこの本のおかげで、軸からぶれずに理解を進めることができた。

 

(20代女性)

 

 

 

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