読書感想文「夢はかなう(高橋尚子)」

日本で、はじめてマラソンで金メダルをとった選手、高橋尚子。愛称、キュウちゃん。彼女が、オリンピックで金メダリストになった時は日本に衝撃がはしった。その彼女の考え方は、成功した人間だからこそ言える説得力を感じた。
 
私は当時、中学生で陸上部の長距離走に所属していた。彼女がオリンピックで金メダリストになった時、まさに当時の私にとっては憧れの存在であった。自分が信じた道をまっすぐいく彼女の努力する姿勢に心をうたれた本である。この本で1番感じたことは、一つのことを成し遂げるには、周囲の反対を押し切ってでもやってみせるんだという強い意思が大切だと教えられた。
 
高橋尚子選手は家族とも仲がよく、なんでも話せる中だったそうだ。しかし、家族からは高橋尚子選手の突き進みたい道に反対されたのだ。それでも彼女は監督のもとへいき、オリンピックを目指した。私は彼女のその強い意志と根性に強く感銘した。きっと自分なら言い訳をして諦めてしまうからだ。人間誰でも楽な道へと行きたがる。私もつい楽な道やすぐ言い訳を言ってしまう。

 
 
 
でも、高橋尚子選手は違った。周囲が何と言おうと自分を信じ、厳しい練習にもたえて金メダルというとても大きな夢へむかって日々走り続けたのである。女性の身体はとてもデリケートである。そんなリスクもありながら彼女はあえて厳しいマラソンという競技で世界で戦おう決断をしたのだ。本の中で1番心にうたれた言葉がある。それは、下へ下へと根を伸ばせ、いつか必ず花はさくという言葉だ。この言葉は小出監督が高橋尚子選手におくった言葉である。
 
すぐに、結果がでなくて当たり前である。だからこそ、毎日諦めずにこつこつと練習をして、下へ下へと根を伸ばしていきなさい。そうすれば、きっといつか練習の成果がでてきれいな花がさく日がくるんだよ。という思いが込められているように感じた。
 
この言葉はスポーツに限らず、仕事や勉強、日頃の生活におきかえてもいえる言葉だと思う。すぐ結果を求めず、まずは遠回りしてたくさん努力をすることが大切なのだと。この本を読んで、努力をする素晴らしさ、根性強さの大切さなどたくさんのことを教わった。
 
大人になった今でも下へと下へと根を伸ばせ、いつか必ず花はさくという言葉を糧にして頑張れる自分がいる。この本との出あいは私にとって大きな宝物となった。いつか自分の子どもが大きくなったらぜひ読んでもらいたいと思う。
 
 
(20代女性)
 
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