「氷菓」の読書感想文
高校生がいろいろな問題を解決していく青春ミステリーはとても面白かった。キャラクターの特徴や人間性がうまく書かれていて読んでいくにつれてとてもワクワクした。主人公のほうたろうは何事にも積極的には関わらないで省エネを心がけているのにもかかわらず古典部のみんなに巻き込まれ事件を解決していくのはとても面白かった。
高校生がミステリーを解決していくという小説を読んだことがなかったが学生ならではの事件だったりその学校の謎などを解いていくのは想像がつかない結果が待っていたりと驚くことがいっぱいあった。
主に千反田えるの疑問を解決していくが、なぜ面倒な事には関わりたくないほうたろうが解決しようとしていくのかとても不思議に思うがそこには省エネこその理由があったりととても頭のいいほうたろうは実はいろいろなことを考えていてそれは高校生とは思えないものだがその頭脳で事件を解決するのはとても読んでいて楽しかった。
このようなミステリーを考えるなんて驚いた。 この本は表現がとてもうまく頭の中で情景を想像しやすく感情移入できて読みやすい本だった。また、この本に出てくる古典部のメンバーの個性あるキャラクター性も面白いところのひとつだ。
そのキャラクターの1人である福部 里志も面白いしキャラクターだ。見た目はおちゃらけてるように見えるのにその容姿とはうらはらに色々なことを考えていて少しミステリアスなキャラクターだ。
また、伊原摩耶花はさとしに片思いをしてるという簡単な動機だが、その性格はとても真面目でなんだかんだ摩耶花が今からきちんと活動出来ていたのだと思う。そしてこの本で一番のキーとなるキャラクターは千反田えるだ。
千反田えるは少し疑問に思うといてもたってもいられなくなるほうたろうからしたら厄介な人だがそんなえるの悩みや疑問を解決していく理由を考えるのも楽しかった。いままでに見たことない青春ミステリ。
1度読んだらもう1度よみたくなった。何度も読むとこの本の面白さがもっと伝わってきてほんとに楽しい小説だった。
(10代女性)
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