読書感想文「女子大生会計士の事件簿(山田真哉)」

この本は私の将来を決めてくれた1冊となった本である。高校に入学し、将来の大学の進路や文系理系の選択すら迷っていた私がたまたま書店でこの本を手に取り購入した。
 
読み進めていくうちに企業の資金の管理はどのようにして行っているのか、会計士がどのような仕事をしているのか、会計士や企業の経理の人々にとって共通言語である会計・簿記はどのようなものなのか。高校生だった私にもわかりやすく興味を持ちやすい文体で書いてあり非常に参考になった。
 
私は父が高校の教員であり母は専業主婦。一般企業についての知識はテレビドラマでみる程度のものしかなかった。テレビドラマでよくあるオフィスで働いているOL、会議中の風景、それに一つイメージがこの本のおかげで追加された。しかも今まで全く興味を持っていなかった会計や経理の分野についてのイメージが足されることとなった。

 
 
本を読み終え、進路希望調査ではもっと会計や経営学を学びたいと考え文系を選択した。学校の勉強に力を入れるだけでなく早く自分の興味を持ち始めた分野に関わりたいと考え簿記の資格の勉強をした。商業高校出身でもないのに簿記の勉強を始めた私を両親は驚きつつも見守ってくれた。簿記の資格を取り再度この本を読み返してみるとより、本に出てくる会計の内容について理解が深まり興味もわくようになった。
 
以来、大学に入学するとき、ゼミを決めるとき、就職先で悩んだとき、とにかく将来に悩んだとき私はこの本を読み返し自分の興味を持ち始めた分野を再確認した。結果、私はこの本に出てくるような会計士ではなく一般企業に就職し経理の仕事をしはじめた。本に出てきた会計士のように企業の会計が正しいかを判断するのみではなく企業の為に自分の知識を利益の追求に費やしたいと考えたからだ。
 
会社の上司になぜ経理を志望したかを聞かれた際、私はこの本のタイトルをあげた。ミーハーだと笑われたが誰がなんと言おうとこの本は私にとって原点であり、自分の将来の選択肢の多さに悩んだとき読み返すと毎回すっきりさせてくれる1冊なのである。
 
(20代女性)
 
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