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読書感想文「気にしない練習: 不安・怒り・煩悩を“放念”するヒント(名取芳彦)」

「気にしない練習: 不安・怒り・煩悩を“放念”するヒント」の読書感想文①

「気にしない練習」を読んで思えたことは、日々私達が生きて行く中で避けては通れない道である、「不安」「怒り」「煩悩」を放念するヒントとして、様々なことが記載されています。私が読んで納得した部分について、順に記載させて頂きたいと思います。
 
もっと鈍感力を磨こう「私をわかって欲しい」が心の器を小さくする。お世話は親切は「しっぱなし」で良い。「ま、そういう考え方もあるよね」の一言で楽になる。いちいち、深く意味を考えない、口やかましい人には「ご親切にありがとう」と受け流す。
 
仏教には、良い人になれなんてメッセージはありませんので、自分で言葉を言い換えて実践していくことが求められると言うことなのかな?と色々なメッセージを読んでそう思いました。やはり私も部分的に神経質であって、嫌なことについては、避けて通ってしまいがちです。
  
実は、そんな状況になった時でも、自分と真摯に見つめ合い、人から言われる言葉を気にしないで、自分自身が自分自身に対して、「あの時、あの人にかけた言葉はこれで良かったのかな?」「このまま突っ走って良いのかな?」と言う場面が非常に多いと思いますが、この気にしない練習の本を読んだ時に、その悩みが一瞬で解決される形になると思います。
 
私の特徴としましては、私は、状況によっては、人から発せられる一言一句を気にして眠れなくなるようなことがよくあったのですが、ですが人によっては、全く気にせずに過ごせることができると言うものでした。
 
このメカニズムを気にしない練習を読んで振り返ってみた所、私は、一部の嫌っている人間からの一言が非常に敏感になるタイプの人間であると言うことが分かりましたので、それを克服するために、気にしない練習を実践することで、自分が嫌っている人の言葉もさらっと浮け流すことができるようになりました。
 
やはり、嫌いな人程言葉を気にしないで言葉を自分の中で変換することが重要であるなと思いました。
 
(30代女性)

「気にしない練習: 不安・怒り・煩悩を“放念”するヒント」の読書感想文②

たくさん失敗した人については、その分優しくなれると言う法則が非常に素晴らしいと思いました。いつも仕事や家庭で失敗をしてしまい思い悩んでしまう形になるのですが、そんな時に、「ゲッ!またやってしまった!」と言う状態を仏教では迷ってしまっている状態といいます。

失敗をすることは迷いの中にいることになると言うことが、凄く仏教と照らし合わせてみると納得できる部分が多かったと思いました。

生きていく中で、人生には気にしなくて良いことがたくさんあります。あまりにも多くのことを気にしておりますと、長い人生を生きていく中で障壁となり、よくなりことが分かります。

自分の精神をすり減らしていくようなことにも繋がりますので、そのような考えを習得できるチャンスであると思いました。例えば家事等について、「やらされている!」と考えるのではなく、「させて頂いている」と言う考えについては、理にかなっている内容であると思える。

例えば、このような相談が住職さんに寄せられたことがありました。「住職さん、うちの嫁は年に何回も海外旅行に行くんです。その間、私は留守番で、家族の洗濯は全部私がやるんです。でも嫁は、私が元気だから安心して旅行に行けますってお礼を言うんです。

で私、洗濯物を干しながら考えました。洗濯をさせられている、してやっている、なんて思うよりも、洗濯させてもらっていると考えればずっと気がラクになるって」

人のためになにかをしてやる、してあげると言うのは、放漫な心の現れだと感じるようになりました。誰かのために何かをしてあげたいと言うのは、とても素敵なことで、そのような逆の発想をすることで、ずいぶんと生き方が楽になるのではないかと考えるようになりました。

また、これは社会人としては、よくあることであるのですが、自己評価が高い方については、他からの評価がほとんど気にならないのです。

人が自分のことを何と言おうと気にならない、これが、手柄なんて人にくれてやれと言う発想に結び付きますので、特に自己肯定感は非常に重要な要素だと思いました。

(40代女性)

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