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読書感想文「沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉(松尾茂起)」

「沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉」の読書感想文

最近、この本(沈黙のWEB ライティング)をインターネットのお薦め書籍から見つけ読んでみた。読もうと思ったきっかけは、ライティングスキル向上のためである。当初、本が届いたとき、本の分厚さに驚愕した。とにかく分厚い!ページ数630ページと、辞書ぐらいの分厚さを感じさせるくらいの、威圧感のある書籍だった。
 
しかし、本の大半は漫画構成になっており、スラスラ読める。著者自身も、冒頭で「文章は、視覚的に読みやすい方が、頭に残りやすく読み進めていきやすい」といっている通り、漫画構成での内容の把握は、非常に容易だった。実際、2日で読み終えることができた。
 
そしてこの本の魅力は、漫画で内容を脳に素早くインプットさせ、その後、まとめといった感じで、漫画の内容を、より詳しく解説してある点である。漫画という分かりやすい構成で、全体像を把握した上で、再度より論理的に詳しく、深く、漫画の内容が文章によりまとめられている。
  
また、このまとめ方も、著者自身がその分野に精通している方なので、非常に読みやすい、文章の構成になっている。こういった、わかりやすい構成は、僕のようなライティング初心者にとって、とにかく取っつきやすく、ありがたい本だったと思う。しかも、漫画の内容がとにかく面白い!所々、とにかく笑える箇所や、ツッコめる箇所が散りばめられており、早く次の章が読みたい、なぜなら、物語の続きが知りたいからといったように、読者の欲求を常に満たしてくれる本だった。
 
内容は、ライティングの基礎的な構成の仕方だ。感情表現の重要性、長い文章を読みやすくするため「見やすさ」「わかりやすさ」の追求、共感を誘発する書き方、冒頭文でのまとめ方などのテクニックが詳細に記述されている。僕は、ライティングスキル、特にテクニックが知りたかったため、非常に役にたった。
 
読む前は、文章をとにかく羅列するような内容だったが、読書後実践してみると、まだまだ未熟ではあると思うが、以前の読みにくい自分の記事が、少しは読みやすくなったと実感できる。また、内容はライティングのみに特化したものではなく、「SEOを意識したホームページ作成方法」なども記載されている。
 
僕も、ホームページを持っているが、この本を読んで、まだまだ改良する余地があると感じた。最後に、当初威圧感のあった辞書のような印象の本が、今後ライティングに困った際に、実際見直して新しい知識や気付きが得れる、まさに辞書のような存在になれば良いと考えるようになった。
 
(30代男性)

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