読書感想文「年収90万円で東京ハッピーライフ(大原扁理)」

年間90万円ほど収入を得ている作者が、その収入の中でどのように生活しているかを書いた本である。私がこの本を読んだ時、まだ就職する前であったが、この本に書かれたことは今の私の考え方に影響を与えている。というのも、私もできることならば仕事をせずに生きていきたいを常日頃から思っているからだ。しかし、そのような考えは周りの人からはただ非現実的な事を言っているようにしか思われない。

 

私自身も現実はそうだよなと思っている時に、この本をたまたま手に取ってみた。始めは何となく読んでいたのだが、読んでいくにつれ作者の考え方にとても共感を覚えるようになっていった。特に私が共感したのが、「幸福とは人それぞれにある」、「友達と日々楽しく過ごすことが人生で一番の幸せ」といった事である。私が一番自分の事を幸せだと感じるのは、友人達と居酒屋などで他愛もない話をしている時である。

 

 

 

正直、これからの人生でこれ以上楽しいことはないのではないかと思っている程だ。しかし私の両親や周りの人達は「仕事をし、恋人を作り、結婚し、子供を作ることが人生では重要だ。世の中の皆そうしている。」と語ってくる。確かにそれはとても重要で大変な、しかし幸福を感じることなのだと思うが、私自身は幸せになるにはそれしかないのだろうかと思うことが多々あった。そんな思いをこの本は「幸福とは人それぞれにある」と受け止めてくれたのだ。

 

その時私はとても心が軽くなったのを覚えている。それからさらに調べてみると、私のような考えを持っている人は沢山いて、別に私だけが世の中から取り残されているわけではない事を知ることができた。この本は私が抱えていた悩みを解消するだけでなく、別にそれが普通だということも教えてくれたのだ。先ほどから何度か書いているが、現在私は就職している。しかし、この先40年も今の会社に居続けることはないだろう。この本を参考に、また、ほかの同じような考えを持った人達を見習って、自分なりの幸福な生活を目指すつもりだ。

 

(20代男性)

 

 

 

年収90万円で東京ハッピーライフ
大原扁理
太田出版
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