感想文を読んで、感じたことを共有しよう。みんなが書いた読書感想文を多数掲載しています!

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感想ライブラリー

読書感想文「銀河不動産の超越(森博嗣)」

小説の中でも、森博嗣の作品が最も好きだ。というのも、その情景のテイストと文章構成のマッチングが最高に感じるからだ。中でもこの『銀河不動産の超越』は突出していて好きだ。基本的にミステリが多いのに、文芸的であり私小説であり物 […]

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読書感想文「鬼平犯科帳(池波正太郎)」

最近読み返して、「やっぱり面白い」と唸ったのが、かの名作「鬼平犯科帳」だ。江戸時代の「火付盗賊改方」、つまり犯罪を取り締まる機関のトップである、長谷川平蔵が主人公。彼は若い頃は義母に苛められ、グレて、相当なワルだった時期 […]

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読書感想文「おらおらでひとりいぐも(若竹千佐子)」

七十代半ばの、傍から見ると認知症が始まっていると思われてしまいそうな「桃子さん」の話だ。頭の中の様々な声と共に一人暮らしを送っているのだが、その声の持ち主は子供の頃から少し前までの桃子さん自身や、亡くなった夫である。声は […]

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読書感想文「乳房(池波正太郎)」

池波正太郎先生の「鬼平犯科帳」が好きで、この本は鬼平世界と繋がっていると聞き手に取った。だが本作の主人公は、鬼の平蔵ではない。彼は狂言廻しのような、ささやかな役回り。主人公は、お松という十九歳の女性だ。彼女の半生は不遇で […]

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読書感想文「ざわつく女心は上の空(こかじさら)」

これは、榎本さわこをキーにしたどこにでも存在しそうな6名の女性の心情が綴られており、読み終えると「何とかならないのだろうか?」と案じられてしまう小説である。 フードコーディネーターを目指しキャリアを積んできた美香子の心の […]

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読書感想文「天使の屍(貫井徳郎)」

ストーリーとしては自分の学校で集団自殺があり、息子もその一人。警察は自殺と片付けたがその原因を父が解明しようと動くものである。作品はあくまでフィクションだが読んでいて最近の子供教育・子供達の行動を見ているといつか自分の周 […]

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読書感想文「砂上(桜木紫乃)」

この小説「砂上」はテレビで直木賞作家の本谷有希子さんが「最近一番熱中して読んだ本」とコメントしていたので気になっていて、それがきっかけで読んでみた本であった。この本は「ホテルローヤル」で直木賞を受賞した桜木紫乃さんの著書 […]

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読書感想文「瑕疵借り(松岡圭祐)」

私はこの本を読み、2つの点に気づいた。一つ目に先入観を持たないことの大切さである。この本を読む前の私は瑕疵物件に対し怖い、危ない、幽霊が出る印象を持っていて、マイナスなイメージしか無かった。私はこの本も単なるホラー小説だ […]

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読書感想文「海の見える理髪店(萩原浩)」

この物語りは、過去と対峙する物語りである。誰だって、消してしまいたい過去を持っているものだ。そして、同じぐらい取り戻したい過去もあるという、この相反する二つの過去が、この作品では交差しているのだ。タイトルの穏やかさと、静 […]

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読書感想文「政と源(三浦しをん)」

下町に住む73歳の幼馴染のおじいさん達の日常を描いた作品だ。ちょっとしたトラブルや喧嘩などもあるが基本は日常、普通の暮らしぶりを書いている。なのに、なぜか生きる事について考えさせられたりホロリと泣けてしまうのだ。一流会社 […]

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読書感想文「放課後スプリング・トレイン(吉野泉)」

福岡県福岡市を舞台とした、最近のミステリのジャンルの一つになりつつある「人の死なないミステリ」作品である。女子高生の主人公(ワトソン的配役)と癖のある大学生(ホームズ的役割)の出会い。交流していく過程で起こる些細だが誰も […]

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読書感想文「ツナグ(辻村深月)」

私はほとんどミステリータッチの小説は読まない。怖がりであるからという単純な理由である。であるからツナグに関していえば、読む前にかなり迷った。この世で生きている者と死者を、一生に一度だけ再会させてくれる”ツナグ”といわれる […]

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読書感想文「月の砂漠をさばさばと(北村薫)」

この小説は、小学3年生のさきちゃんとそのお母さんの日常生活を描いたお話である。何ひとつ衝撃的な事件が起きたりはしないし、作者が泣かせよう泣かせようと一生懸命になっている気配も感じない。なのであるが、私は何度となくこの本を […]

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読書感想文「我が家のヒミツ(奥田英朗)」

6つの短編小説を読み終え、切なく優しく、ほわっとした温かいもので心が包まれたような幸せな気持ちになった。一つ目の「虫歯とピアニスト」では、主人公・敦美と憧れの人との偶然の出会い、その距離感に何とも言えない高揚感を主人公と […]

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読書感想文「閃光スクランブル(加藤シゲアキ)」

主人公であるトップアイドルグループMORESの亜希子の抱える悩みが葛藤している様子が、アイドルもサラリーマンも同じ人間なのだと思えて親近感が涌く。なぜ自分はここにいるのか、なぜ自分なのか、周りは過大評価しすぎている、と自 […]

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読書感想文「さらさら流る(柚木麻子)」

美しい装丁のハードカバーである、「リベンジポルノ」を題材とした考えさせられるテーマ。柚木麻子さんならではの人間の感情のドロドロさや潔さなどの感情描写がとてもよかった。タイトルの「さらさら流る」というのは主人公の自宅の下に […]

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