「行き抜いて、息抜いて、生き抜いて。 生きる答えが見つかる117のメッセージ」の読書感想文
タイトルを見て気になり手に取ってみました。行き抜いて 息抜いて 生き抜いて 一見こじつけのようなタイトルにも思えましたが今の私の気持ちを救ってくれるものが書かれてあるかもと思いました。
表紙のカバー裏面に「自分を変えなくても大丈夫。がんばらないからうまくいく。」と書かれてありました。私は主人や子供たちによく「そんなに頑張らなくても大丈夫だよ、力を抜きな」と言われます。そんな時いつも思うのはそんなに無理して頑張ってるように見えるのかなあとか、力んでいるように見えるのかなあと思い逆に悩んでいました。
そのうち腹が立ってきます。「あなたたちが頑張りすぎないからなんだよう、もう少し色んなことに協力してくれたら私がそんなに苦労しなくてもいいのに……」などとつい逆切れ気味に言ってしまいそうになります。
この本を寝床で読みながら、思ったことは、人間の心の中には常に裏腹な気持ちがあっていつもそのことと対峙しながら生きているのだなあということでした。ところどころにこじつけ?と思えるような表現はありましたが、確かにその通りだなあと思うところも随所にあって考えさせらました。時にはほろっと涙が出そうになったっり……。
読み進んでいくと『足りないものばかりに目を向ければ不安が生まれる。足りているものに目を向ければ感謝が生まれ、幸せな心になる。本当の感謝というのは何事もない普通のことが有り難いと思えること。』と書かれていました。最後まで読んでみてこのページに書かれていることが一番心に響きました。
今私に一番足りないもの、まさにこれだと思いました。平凡な温かい日々を送れていることへの感謝が少ないのだなあと思いました。主人や家族、私の周りにいるすべての人に感謝できるような心の持ち方をしたいと本を読み終えました。そううは言ってもまた何か心に引っかかることが出てくると同じような本を探すのだろうと思う私でした。
(60代女性)
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