読書感想文「バカ論(ビートたけし)」

バカなことを言うんじゃない。ビートたけしらしい始まりから本書は始まる。内容としては今現在の日本社会に存在するバカと呼ばれる人たちを皮肉にいじっていく本である。
 
世の中の愛されバカや、政治界のバカ、メディア界のバカ、若者の中に存在するバカなど複数だ。ビートたけしの本は何かに対しての批判や意見を皮肉をまぜておもしろおかしく表現するため、読んでいて嫌な気分にはあまりならないところは面白いところだと思う。
 
昔から今も活躍する芸人としてのビートたけしの考え方は、本書でもそうだし、昔の著書である北野武「超思考」でも感じたが、案外感情的にだけ何かの事柄に関して書いているわけではなく、冷静に物事を考えている人なのだと感じさせられる。
 

 
 
ビートたけしの本はよくテレビやマスメディアを本の内容に入れてくるのだが、テレビがなぜ人気がなくなっていったのか、なぜ最近面白くなくなってきたのか、メディアの反応、メディアの性質などのとらえ方は、本のタイトル通り、過激な表現を使っていますが、非常に勉強になる点がある。
 
世の中の不満や不安が増幅していくこの世の中で本書のような世のなかの批評本はこれからも人気を増していくのだともう。ビートたけしの本は、文の構成自体が過激に表現することが多いと思う。
 
その理由としてはその本を読む読者事態の感情に訴えるものであり、その読者事態が本書で訴える内容を考え思考するための手段だと思うが、とてもその点に関してはよくできており関心する面が多い。
 
本書を読み、世の中の一部の人間に対しての批判というよりかは、もっと大きな視点で見るべきことが多いと思う。ビートたけしというちょっと変わった生き方や人間性は世間は認知しているともうが、独特な思考も面白く読めるが、ここだけは変わっては駄目ではないかという芯の軸はしっかりしているように感じます。
 
本書を通じ、世の中のリアルタイムを別の視点で味わい、世の中の本質を自分なりに解釈できればよいのではないかと思う。
 
(20代男性)
 
 
 
 

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