読書感想文「正しく悩む技術 : 「なんとなく…つらい」あなたを救うヒント(杉田隆史)」

著者は心理カウンセラーで自分でやっているブログを拝見したところ、すごく分かりやすい説明の記述が多く本も興味を持ち読んでみた。私もタイトル通り「なんとなくつらい」という状態で、この本を読むことで何かのヒントになればといいなと単なる軽い気持ちだったのだが、予想以上に濃い内容で良かった。
 
意識的に思っている自分と無意識的に発生している自分のところの説明はすごく良かった。私は理性が強いと思うので何かするにしても頭でごちゃごちゃと考え込んでしまう癖がある。「~したい」と思うから行動するのではなく「~した方がいいから」という理由で動くことが多い。
 
ただその面が最近しんどく感じていたのだが、人間はせっかく知能があるのだから頭で考えて何が悪い。と思っていた。でも、この本では無意識的な自分を大事にしましょうと書かれていて衝撃的だった。無意識的な自分を抑え込んでしまうと、却ってアピールして暴れ出し収拾がつかないことになるらしい。
 

 
 
なるほどなぁと感心させられた。人間には大きく2つに分けると、何かをしてそれを成し遂げることが大切な『Doingタイプ』と自分の存在を認め自分自身を肯定して生きていく『Being』タイプがいるという考えもすごく納得が出来た。私はこの2つのどちらかと考えるとDoingタイプだと思った。
 
本の通り自分を肯定できなくて悩むことも多い。やりたいことが分からず何もできていない自分を否定していたが、存在しているだけでも肯定できると楽になると思った。あと、著者は本当にやりたいこと・好きな事は探して見つからないと言う。例え話で「カレーが好きという人はカレーを探してから好きになったわけではない」と言う。
 
自分が本当にやりたい事・好きな事は知らず知らずにやっているとのことだ。過去を振り返ってみると自分が「なんで自分はあそこまで必死にやっていたのだろう」という行動を掘り下げてみるとそこにヒントがあると言う。確かにそうだと思う。私もこの本を読んで書き出してみると過去に必死になっていたの1つ1つが関係性のない行動だと思っていても実は線でつながる部分があった。すごく考えさせられる本だった。
 
(20代男性)
 
 
 
 

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