メシが食える力って題名が気に入って読みました。はっきり言って、木村勝男氏の自慢話でした。木村氏の生き方を強引にまとめた本である。確かに自慢文章ではあるが、妙に読みやすく何度も読み返したくなる妙な本だ。嫌味がなくすぅーと入ってくるのは木村氏の性格なのかあっけらかんとしている。
内容は「やらなきゃわからん」といって「やってうまくいったら銭が儲かるし上手くいかなければ経験が儲かると」いっています。なんでもやってみなさいと言っています。本人もかなりいろんな事業をされていたらしく3年やってみて、あっさりやめても経験がもうかるよといっているようだ。
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こうも言っている。アメリカが宇宙に行けたのは、「宇宙にいく」って決めたから、目標をもちなさいと、それは数字であり明確なものであること、そして「大ぼら」を吹けとも言っている。自分も、いろいろやってきているが、どうも明確な目標や意識が足りなかったのではないかとこの本を読んで気づきました。
注目するのは、凄い論理矛盾があることだ。考える千人より、実行する百人、続ける1人になれと言っている。しかし、だめだったら辞めろとか、うまくいったら本人は他の人にまかせて、新しいことをしている。それもすごい数だ。
続ける1人ではなかったのか、石の上にも3年でやめろと言っている、どっちなんでしょうか。成功するまでやってみろとも書いている。どうすればいいのか、迷うところがある。多分、著者木村氏は、実践としてなんでもやって失敗恐れないでやってきているところに、この矛盾さえも乗り越える彼自身の哲学があるようだ。
そんな些細なことを気にしては、この本の豪快な魅力には出会えません。少しぐらい人に迷惑かけてでも、儲けなさい。ボランテアより儲けなさい。なんでもこんな調子で儲けを考えることに躊躇がない。私も、こんなにシンプルに儲けることに触れられたのは、この強引な儲けろという木村氏の本のおかげです。
(60代男性)
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