読書感想文「シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう(ドミニック・ローホー)」

一時期私達世代の間では断捨離というのがブームになり、私もその類の本や雑誌を読み漁り今まで買い集めてきた服や靴、小物や本や雑誌などを中古業者に買い取って貰ったり、バザーに出したり廃品回収に出したりして随分な量の物達を処分してきた。そんな作業に追われていた時期に出会ったのが、この「シンプルに生きる」という本であった。

 

この本の中で語られている、ものと上手につきあう法や、住まいやファッションについての部分は私がやっていた断捨離と共通する部分もあったが読み進んでいくうちに、この本の作者は心の整理整頓がどんなに人間が生きていく上で必要なのかを伝えていることに気が付いた。

 

物理的な整理整頓は私にとっては、それに気が付くきっかけにはなったが、この本に出会ってからそのことの重要性の輪郭がはっきりとし、今までの価値観を変える必要も感じた。以前の私は歳に似合わず可愛い物や乙女ちっくな小物を好む傾向があり必要でも無いのに時々買っていた。女性誌も女らしさを維持するための情報源として何冊か定期的に読んでいた。

 

 

 

しかし、この本を読んでからは徐々にそういう物への執着が薄れていった。買い集めてた可愛い小物たちは一部を除いてはバザーなどに出して処分した。また、時間という物の大切さが語られていて絶え間なく消費され続ける時間の質を自分なりに納得のいく形で使うことの必要性も身に染みた。

 

一番心に残ったのは「おしまいに」という本の終わりがけの182頁に書かれていた「生きるということは突き詰めれば、食べて寝て、そして自分なりに何とか時間を潰すことでしかないのです」という箇所だ。この何とか時間を潰すということが、これからシルバー世代に入っていく私にとっても大切な課題であることに気が付いた。

 

今は毎日家事や介護に追われ時間も足りないと感じる日々だか、いつかは解放されて一人になった時にどう生きるかを今から考えておかなければと思った。この「シンプルに生きる」という本は、ただ不要になった物達を捨ててしまいスッキリとさせるという内容だけの本ではない。

 

溢れている物の中から自分に必要な物だけを選び出し心の整理整頓をして、幸せというものを、物質的な物に頼らない生き方を教えてくれ本であった。今の私はまだ、残っている物の中から自分に必要な物を選び出している途中である。心の整理整頓については一度では終わらずこれからも何度も繰り返していく、そんな気がする。

 

自分が必要する物だけに囲まれてどうやって時間を有意義に活用していくかについては還暦を迎えるまでには考えを纏めて実行できるようになりたいと思っている。一時期私達世代の間では断捨離というのがブームになり、私もその類の本や雑誌を読み漁り今まで買い集めてきた服や靴、小物や本や雑誌などを中古業者に買い取って貰ったり、バザーに出したり廃品回収に出したりして随分な量の物達を処分してきた。

 

そんな作業に追われていた時期に出会ったのが、この「シンプルに生きる」という本であった。この本の中で語られている、ものと上手につきあう法や、住まいやファッションについての部分は私がやっていた断捨離と共通する部分もあったが読み進んでいくうちに、この本の作者は心の整理整頓がどんなに人間が生きていく上で必要なのかを伝えていることに気が付いた。

 

物理的な整理整頓は私にとっては、それに気が付くきっかけにはなったが、この本に出会ってからそのことの重要性の輪郭がはっきりとし、今までの価値観を変える必要も感じた。以前の私は歳に似合わず可愛い物や乙女ちっくな小物を好む傾向があり必要でも無いのに時々買っていた。女性誌も女らしさを維持するための情報源として何冊か定期的に読んでいた。

 

しかし、この本を読んでからは徐々にそういう物への執着が薄れていった。買い集めてた可愛い小物たちは一部を除いてはバザーなどに出して処分した。また、時間という物の大切さが語られていて絶え間なく消費され続ける時間の質を自分なりに納得のいく形で使うことの必要性も身に染みた。

 

一番心に残ったのは「おしまいに」という本の終わりがけの182頁に書かれていた「生きるということは突き詰めれば、食べて寝て、そして自分なりに何とか時間を潰すことでしかないのです」という箇所だ。この何とか時間を潰すということが、これからシルバー世代に入っていく私にとっても大切な課題であることに気が付いた。

 

今は毎日家事や介護に追われ時間も足りないと感じる日々だか、いつかは解放されて一人になった時にどう生きるかを今から考えておかなければと思った。この「シンプルに生きる」という本は、ただ不要になった物達を捨ててしまいスッキリとさせるという内容だけの本ではない。

 

溢れている物の中から自分に必要な物だけを選び出し心の整理整頓をして、幸せというものを、物質的な物に頼らない生き方を教えてくれ本であった。今の私はまだ、残っている物の中から自分に必要な物を選び出している途中である。心の整理整頓については一度では終わらずこれからも何度も繰り返していく、そんな気がする。

 

自分が必要する物だけに囲まれてどうやって時間を有意義に活用していくかについては還暦を迎えるまでには考えを纏めて実行できるようになりたいと思っている。

 

(50代女性)

 

 

 

 

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