子供の親になった母親だったら、少しは体験のある、母親同士の嫉妬やねたみ、やっかみという母親の黒い感情の部分が包み隠さずかかれている小説だと思います。子供の親なのに、いじめや無視といった子供じみたことが繰り広げられたりします。これは女性ならではで、年齢関係なく女性だから起こりうることなのかもしれません。
子供の母親であるということを忘れてしまって、自分の立ち位置を気にしたり、子供のことはおいておいて、自分が周りからどう見られているか気になったり。そういう感情が女性には特にあると思います。そういった母親の感情に、子供が巻き込まれていく様子がかかれています。現在のママ友トラブルをかいてあります。
そこまでのトラブルにはなかなかならないかもしれませんが、誰しもこういった感情はもっていると思うので、その感情の深さによっては事件があるように、そこまでになってしまうのかもしれません。母親になってみないとわからないこの独特のママの世界。この世界の暗い部分が見事にかかれています。
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私も子供の母親として、やはりママたちの世界は一種独特で、子供ありきを間違えてしまったり、子供を介しての友達なのでどこかで、勘違いしてしまったり、踏み込みすぎてしまったときに、日積や溝のようなものができてうまくいかなくなるのだなと思います。
どの母親も大人になってまでこんなトラブルはおこしたくないと思いつつ、子供ありきの話なので余計トラブルが悪化してしまうのだと思います。実際は皆、自分の子供が可愛いがゆえの行動だと思うのですが、母親の価値観というのはそれぞれです。昔は友達になるタイプではない人との付き合いもでてくると思います。
そういったときに上手に深入りせずにつきあっていけばいいかもしれませんが、少し歯車が狂うともともと気があうタイプではない人はあっという間に友人関係は解消します。そういった時の対応、子供への影響がまさしくかいてあって、これからママになる人たちは読むと怖くなってしまうかもしれませんが、皆こういう感情はでてくるということを知る上ではいいかもしれません。
(30代女性)
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