読書感想文「ぼくらの哲学(青山繁晴)」

 


私はこれまで歴史とか、経済や世界情勢など、自分自身の事以外はいろんなことに無頓着でした。学生のときは学校の授業がおもしろくなかったので、テストのためだけに暗記をしてもその場限りで忘れてしまうという日々が続いて大人になってしまいました。そんな中この本に出会いました。

 

仕事で世界に出たりすると日常会話や仕事の話以外にも深い話をする場面も出てきます。日本について聞かれることもあるし、自分の考え方を話す機会も出てきます。そんな中、自分の国のことも知らないで何かを語ることはできません。また欧米、特にヨーロッパの地続きの国々の人達は複雑な自国の歴史をよく勉強していて、愛国心も強いです。

 

 

日本人みたいに民族や宗教の争いがなく平和ボケしている(最近はそうでもないかもしれませんが)と話もできません。私はそんな平和ボケから脱しようとして本を読むようになりました。この「ぼくらの哲学」には、いわゆる左派、右派など関係なくみんなで一緒に考えましょうというテーマがたくさん盛り込まれています。

 

日々のテレビのニュースや新聞では伝えられていないこと、著者が徹底的に取材して得たことが詳しく述べられており、本を読んでいる人に一緒に大事な問題を考えてくださいと問いかけられているような気がしました。意見はいろいろあると思うのです。その著者が言っていることがすべて正しい考えだとも思いません。

 

きっと著者もそう思って書いているのではないかと思いました。これまで全てにおいて無頓着だった私がいろいろなことを考えるようになりました。あまりにも長い期間無頓着すぎて、まだまだ知識も浅く、これから勉強し、考えて、行動しなければならないこともたくさんあると思います。

 

この本で問いかけられたテーマを思い出しつつ、一人一人何ができるのか、何をしたらいいのか、これから世界はどうなっていくのか、考えていきたいと思いました。著者の考えの押しつけではなく、自分の頭で想像し、考えることを教えてくれる内容でした。

 

(40代女性)

 

 

 

この感想文にコメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


CAPTCHA


シェアする