読書感想文「たった"ひと言"の影響力(井上裕之)」

この本を読んで何よりよかったことは、「これなら自分にも実行できる。」ということである。自分はこの手の自己啓発本をよく読むのだが、内容的には納得できても、いざ自分が実行するとなると、ハードルが高いものも少なからずある。
 
しかしこの本に書かれていることは、確かにその通りだと納得でき、誰にでも簡単に実行でき、かつ高い効果が期待できるものになっている。この本のテーマは「言葉の持つ影響力」である。
 
簡単にまとめてしまえば、他人に対して常にポジティブな言葉を使うことによって、結果として自分にもポジティブなことがはね返ってくる、という内容である。私が安心したのは例えば「喜怒哀楽を表現してこそ人間性が高まる」という部分である。

 
 
これまで自分は怒りの感情などはできるだけ抑えるほうがいいと考えていた。しかしこの本では「たまには怒ってもいい」「喜怒哀楽という感情も、神様が人間に与えてくれたものだとしたら、それはやはり素直に大らかに生かすべき」、
 
それによって「人と人とのつき合いがもっとずっと温かく血の通ったものになる」と述べられている。これを読んで、自分も無理に感情を抑えつけずに、時には素直に気持ちを表してみようと思うことができた。
 
また、どんな人でも、一番多く言葉を交わしているのは自分自身であり、もし大切な人を励ましたい、救いたい、笑顔にしたいと考えているのであれば、まず自分自身との対話を、明るく美しい言葉で満たすことが必要だ、という部分が心に突き刺さった。
 
現在自分は家族のことで悩んでいて、何とかしたいと考えているが、まず、自分を認め、自分が楽しい気持ちになることから始めようと考えることができた。同様に、悩みや苦しみこそ人間力を高めてくれるチャンスとも書かれていて、現在の自分の悩みも、最終的には自分を高める糧になるのだと考えることができた。
 
他人とのコミュニケーションを良好にするために、まずは相手の話をよく聞くことだとは様々な本に書かれていることである。この本にも同じことが書かれているが、その理由として、コップの水を例にあげて説明していた。
 
コップが水で満たされた状態では、こちらの言葉が相手のコップに入ることはない。まずは話を聞いてコップにたまっている水を外に出してあげることによって、相手がこちらの思いを受け入れる余地ができるのだ、と書かれてあり、本当にその通りだと納得することができた。
 
本当に納得できることが満載で、今日からは、まず自分を認め、そして相手を認める言葉を使い、幸せな人生にしていこうと考えることできた。
 
(50代男性)
 
 
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