読書感想文「身ぶりとしぐさの人類学―身体がしめす社会の記憶(野村雅一)」

この本の中には行動の核心をついている言葉がいくつかあるが、その中で今回は一つだけ紹介しようと思います。それは何かと言えば行列に関する一言「人の見たくない背中を見せられ、人に見られたくない自分の背中を見られる」この言葉はまさに行列というものの本質をついている文章の一文に他ならない。
 
つまりこの文章の言いたいことは人間って自分の身なりをしっかり整えていきたいけど、なかなか後ろはうまくいきづらいので、人にはあまり見られたくないという感情が自然と湧いてくる。
 
また相手の背中を見せられることが嫌なのは背中を後ろに向けるということが背きや裏切り、無視をするなどのマイナスのイメージしかもたないためであると言えよう。過去にこの文献は現代文の問題にも出題され、その時に出題された問題はどういうものであったかと言えば、これらを少しでも解消できる行動は何かと言う問いで、

 
 
答えは当然少し斜めを向くだけでずっと前を向いてるときより嫌な感じはしないと言うことだ。動物の行動にも一つ一つ理由があるように人間1人1人の行動にも理由があるのだと言うことをしっかりと詳しく教えている一種の解説書と言っても過言ではないと言える。
 
自分は今までこの文献にであうまで、人間の行動に何の不思議も特に抱くことはなかったがこの本を読んでから、行列だったら何人が少し斜めを向いているか見てみたりなどの、日常にいつもより面白い場面が増えていき行動っていうもののすごさや素晴らしさがよくわかり、とても色んな人々に読んでもらいたいと思える本だと言える。
 
なぜなら興味がないならないで読む必要はないが、少しでも興味があるならすすんで手元にとって読んでもらいたい。自分自身の中でも予想はしていたからこういう理由なんだとよく理解することができた。
 
今インターネットの時代に入って、答えや理由をすぐにネットから探す癖をやめて文献から知識をしっかりと得ることができたらベストだし学ぶことが大好きな人には納得できる一冊だと言えよう。
 
(10代男性)
 
 
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