読書感想文「野生児の記録 1 狼に育てられた子(J.A.L.シング)」

私がカマラとアマラに興味も持ったのは大学時代のことである。当時は教員免許を取得するため毎日8時間程の勉強をしていた。教育業界では有名なカマラとアマラは教授の講義で知った。彼女らは狼に育てられ、狼のように生活をしていたと聞き衝撃を受けた。
 
そして最近図書館に行って教育のところに読みたい本があるか探ってみると、カマラとアマラの本に出会ったのだ。読んでいると初めはジャングルに獲物を捕まえに行くという教育とはかけ離れた印象を受けた。私は教育は環境が大半を占めると習っていたので、カマラとアマラの本を読んで、教授が言いたいことはこれかと理解できたのである。
 
カマラとアマラは人間だ。しかし、狼に育てられたことがきっかけで彼女らは夜に行動し、4足歩行をし、鳴き声も人間では表せられない鳴き声だったというのだ。驚くべきことはこれだけではない。私は以前に中学生相手に動物の進化論を教えたことがある。進化とは動物たち自らが環境に適応するために変化していくことだ。

 
 
 
しかし進化には相当の時間がかかると教えたことがある。猿から人間に進化するには時間を要したように、すぐにできることではないのだ。カマラとアマラは狼に育てられたため骨までが変わってしまっていた。生肉をちぎるために犬歯は鋭く尖っていたという。
 
また嗅覚はすぐれ、遠くの獲物の臭いを嗅ぎつけたというのだ。なぜ人間が狼に育てられ、食べられずに生き残れたかという疑問はあるが、それよりも遺伝子は人間なのに育っている環境で嗅覚もすぐれ、骨の形まで変わってしまっていることに強い衝撃を受けた。
 
またカマラとアマラが孤児院に引き取られるが、そこでのお話がまた興味をそそるものだった。私は将来学校の教師として働きたいので、カマラとアマラのように子どもたちに良い環境を作ってあげたいと考えている。安心して勉強できる雰囲気を作り勉強するって楽しいことなんだと知ってもらいたいのだ。
 
そのためにはやはり、教師が話をして授業を進めるのではなく学ぶのは子どもたちなので子どもたちが自分の力で学べる環境作りが必要だと考えている。
 
(20代女性)
 
 
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