読書感想文「何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術(山口拓朗)」

私の頭の中は常にぐるぐると廻っているような感じがある。Aの事が気になっても、Bの事が目に入る。すると、Bの事について気になりだして、思考が止まらなくなる。自分の頭の中の整理が出来ないのに、根っこが繋がるように、次から次へと考えが変化していって仕方がない。自分の脳内で暴走して止められない感じが、どうしようもなく疲れてしまう。
 
そのほとんどが、自分では解決出来ないような事柄だ。まさに、すぐ調べ物が出来るネットは実に便利なものだ思う。特にスマホの普及で、もっと手軽に情報の答えを得られるようになってしまい、面白さを感じる。最近ではまとめサイトが沢山増えてきており、それを書く「ライター」と呼ばれる人たちも沢山増えてきている。
 
図書館に調べに行くのも、手間と時間がかかるので、正直ありがたい存在である。ネットで情報の答えがわかると、何故か思考や気持ちが落ち着いてホッとする。ただ、ネットの情報は、ソースが不明なものも多く、すべてが真実かはわからないものである。しかし、誰かに教える側である時は嘘があってはいけないと思う。
 
私はネットで文を書く事もあり、調べ物も良くしている。それに正直、文章を書く力自体もまだまだ未熟の為、「文章の書き方」のHOW TO本を手に取ったのだ。その中で特に読みやすく、情報の集め方に関して勉強になった本が今回の感想の本である。著者は、はじめに「うまい文章」とは「読み手の目的を達成できる本である」と述べている。
 
私にとってこの本は「情報の集め方」という面で特に役立った。そういった私の目的を「達成させてくれた」ありがたい存在である。様々な文章を書く上で、情報を集める材料が必要となる。ネットに溢れ出ている情報も真偽が定かではないものがたくさんある。

 
 
嘘の情報を得て、それを拡散させてしまうことはやはりタブーである。SNSの普及により、簡単に嘘も本当の事も調べもせず発信してしまう人があまりに多い。ネット文化がそれだけ身近になり、ライトに扱われるようになった。その責任の重さを改めて認識させられたような気がする。
 
それに比べ、「本」は著者自身が経験したことや、出版社を通して発刊するため、責任や身元がしっかりしている。ネットの気軽さ、無料、といったものに対して本はそんなに安いものじゃないし、自分のニーズや合った本を探すのは一苦労だ。
 
でも、そういった本はネットより沢山情報がつまっている。それに著者はたいていその道のプロである。その著者の教えを本を通して千何百円で得られるとしたら、私はそれが凄く安い投資だと思っている。ネットで無料で知ったような気になるより、ずっとずっと満足感が大きい。読み切ったときの達成感や、紙の質が落ち着くということもある。
 
文章の書き方や組み立て方は、お恥ずかしながら、まだ多くは実践できていない。しかし、この本で得た「情報の集め方」に関しては、今までの自分のやり方であっていたんだ、と自信が出来たと共に、新しい「情報の集め方」を知ることもできた。情報が沢山溢れかえる時代に、間違った情報をアテにしないように、または質の情報を吟味する。その事を改めて感じさせられる一冊であった。
 
(30代女性)
 
 
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