この著作は沖縄の興南高校野球部の監督が書いた本だ。野球のための本ではなく人間として成長するための本である。甲子園に出るためには、日頃の生活をしっかりとしないといけないということが書かれているのだ。高校生だけでなく大人としても一度自分自身を見つめ直す良い機会になりとても勉強になる本である。
特に、生活態度の見直すことを書かれている。自分の部屋を綺麗にすることや自分のことは自分でする。他人任せにしないことが書かれているのだ。私が、共感したのは1分間スピーチである。チーム全員の前で毎日1分間スピーチをする習慣をつけたのだ。その理由は、1分間という短いようで長い時間を話すためには話す内容を探さなければいけません。
そのことで、味覚や食感や触感、視覚、聴覚といった五感を全て使うことができるからである。五感を鍛えることで視野が広がるのだ。また、そのことで話すことが上手になることで社会で生きていくために凄くためになる。また、考える力もつくので、選手が自分が足りていない練習を自覚して自ら練習することに繋がったのだ。人間力を高めることで興南高校は甲子園に出場し優勝を経験している。
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それは、日頃の生活態度を見つめ直したためである。細かなところから変えていったことが詳細に描かれているのだ。寮で生活している選手は、食事の際好き嫌いが多く残す選手が多くいたのだ。その光景を目にした監督がそれでは甲子園に出場できないと感じ提供されたものは全て食べる指導を行ったのである。
また、食器の音やイスの音などにも指導されていたのだ。そういったことで社会人としての力が多く身についたのである。この本で、自分自身の生活態度や行動が変わる本であり、人間として大きく成長するために読むべき本の1つである。人間力を高めると社会に出て困らないのである。
監督は一度会社員を経験していることもあり、大人でも人間がダメなやつはいていると書いている。だから、監督はそういった人にならないように熱意やノウハウを描いているのだと思った。
(20代男性)
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我喜屋監督はスゴくいい人です!