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読書感想文「フランス人は10着しか服を持たない(ジェニファー・L・スコット)」

読書感想文「フランス人は10着しか服を持たない(ジェニファー・L・スコット)」

「フランス人は10着しか服を持たない」の読書感想文①

この著書は、アメリカのカリフォルニアで育った著者が、大学時代にフランスへ留学した時にホームステイした家で学んだ事が書かれている。

著者は、物質主義と言われているアメリカで暮らしていたが、ホームステイ先のフランス人家族の奥さんが、お金をかけず、日々の一つ一つの作業を丁寧に行い、何気ない日常を楽しんでいることにカルチャーショックを覚えた。私も著者と同様、この本を読んで、フランス人のライフスタイルにとても驚いた。

私は結婚、出産を数年前に経験し、それからはとても慌しい生活を送っていた。朝誰よりも早く起きて夫と子供の朝ごはんづくりから始まり、無事2人を送り出した後、自分は立ちながら朝ごはんを頬張り、掃除や洗濯、夕食の準備をしていたらあっという間に夜、夫と子供が帰ってきたらまた一仕事。お風呂にゆっくり浸かる間も無くベッドに入る。

全く日々を楽しむ余裕なんてなかったのだ。そんな中この本を読んで、価値観がガラッと変わった。フランス人の奥さんはどんなに忙しくても、日々の一つ一つの作業を丁寧に、かつ楽しみながら行っていたのだ。だからどんなに忙しくても心を穏やかに保つことができていたのだ。

フランス人の奥さんは、例え買い物に行くだけでもお気に入りの服を着たり、夕食はいつもコース料理のような品数の料理を作っていた。出し惜しみせず毎日お気に入りの洋服を着ることでウキウキできたり、美味しい夕食を作って美味しそうに家族が食べているのを喜んだり、毎日が特別な日のように過ごしているということを読み、私もそれに近づけるよう実践している。

まずは題名にもあるように、フランス人はお気に入りの服を少数持つことで満足しており、毎日お気に入りの服をきて楽しんでいる、というのを読んで、早速くたびれた服や、自分に合わない服をどんどん捨てた。

来てテンションが上がる服ばかり残してみると、かなりいらない服を処分することができた。それ以降は毎日お気に入りの服ばかりを着ることができる生活を送っているのだ。それだけで毎日が特別な日のような気がした。

また、日々の生活の中で好きなことを見つけるようにした。例えば、朝、夫のために用意するコーヒーを淹れている時にコーヒーの香りがキッチンに漂うことが好きだ。それにきづいただけで一気に辛い朝が辛くなくなったのだ。

ああ、私はなんて単純なんだ、と思ったが、単純で良かった、とも思った。こんな小さなことでも楽しめる才能があった事が嬉しかった。

これからも、この本で学んだことをどんどん生かして、朝、昼、夜、と自分にとっての「楽しいこと探し」をしながら、毎日を特別な日のように過ごしていきたいと思った。そうすれば私自身だけでなく、周りも幸せになれる気がするから。

(20代女性)

「フランス人は10着しか服を持たない」の読書感想文②

この本を読むと、人はあまり物を持たなくても幸せに生きていくことか出来るとおしえられたようで、私はとても明るい気分になった。私自身、元々持ち物が多い方で、衝動買い等もよくする方だ。

そして、物を減らしたいと思いつつも片付けや親しみのある物に見切りをつけて捨てるのも苦手で、最近流行っている最小限の物だけで暮らすというミニマリズム的な考え方が出来ないタイプである。

しかし、この本の中で筆者が語るフランスでの生活は、「物を持たない」また「物を捨てる」ということが心の負担にならないことのように描かれている。例えば、似合わない服でもそれをプレゼントしてくれた人を想うと捨てられない筆者に対して、筆者のホームステイ先のフランス人マダムは「あなたには似合わない」と正直な意見を伝える。

そして、そのことを薄々分かっていた筆者は、自分には同じような気持ちで捨てられない不要な物が多すぎることに気づく。これを読み私は「自分に合わないのに、自分の日々の選択肢にそれが入ること自体が時間の無駄なのかもしれない」と感じた。

自分に合うものだけが揃うクローゼットを見ている方がずっと気分が良くなるし、自分の好きなものしかない部屋の方が帰って来たくなる。この考えが浮かび、私は不要な物を捨てた方が実は身も心も軽くなる、物を持ちすぎず好きなものしか揃えないことが精神的に豊かになることが出来ると思ったのだった。

この本は物を減らしたかった私には大変役に立つ思考を与えてくれたといえる。また、そういった思考的な話の他にも、本の中で描かれるフランス人の日々の生活の様子が面白く、すらすらと読めてしまった。

市場での買い物では店から店へと沢山歩き巡ることや、朝食にはカフェオレや甘いものを好んで摂るなど、フランス人の元気の源を感じられた。アメリカ人の筆者がフランス人の独特な拘りに感銘を受けたという気持ちがよく伝わってきて、何よりもフランス式の生活が帰国してからの筆者の生活を豊かにしていったことが分かり、こちらも真似したくなるような内容だった。

(30代女性)

「フランス人は10着しか服を持たない」の読書感想文③

この本に出会った時には既に巷で話題になっており、この本のカバーに描かれているパリの洒落ている雰囲気の絵が気に入って購入した。著者のジェニファーが留学先のパリで、ホームステイ先のマダムやパリの人々から学んだ日常生活を楽しくするコツをエッセーとして書いているため、とても読みやすいという印象を受けた。

共感できる部分やすぐに真似できそうな暮らしの秘訣も多々あるため、読み終わった時には自分も今後は素敵な毎日を送ろうと胸がワクワクするのを感じた。私が一番共感したテーマは3つあり、「食べる喜びを我慢しない」「女らしさを忘れずに」「物質主義に踊らされない」である。

一つ目の「食べる喜びを我慢しない」について、私は普段から食べることが大好きで、好き嫌いもあまりない。食に対しては常に喜びを感じているが、それが著者の「情熱を持って食べる」という考え方と同じであることに感動した。

時にはデザートも我慢せず、どんな食事もゆっくり味わうことで身も心も癒されるということはとても大事だと思う。現代ではスマートフォンを手元に置きながら食事をする人も多いと思うが、目の前にある食べ物に集中して食べることは、本来私たちが健康のために必要なことだと思う。

このテーマは、食べることは生きることなのだということを改めて思い出させてくれたテーマだった。二つ目の「女らしさを忘れずに」では、自身の外面だけでなく内面にも自信を持つということが深く印象に残った。

20代前半はファッションもメイクも流行を追い求めて外見を磨くのに必死だったが、20代後半になってからは外見だけではなく内面も磨く必要があると感じるようになった。様々な経験を経て得られる自信や知識は内面の美しさにつながるし、外見を磨いただけでは表れない魅力が出てくることをこのテーマで教わった。

また、私も外見にコンプレックスがあるのだが、外見の魅力のあるところに自信を持って美しいと感じることで、自分の女らしさを表現するという考えには、とても勇気づけられた。三つ目の「物質主義に踊らされない」というテーマは、物が溢れている現代においては重要なことだ。私もつい無駄遣いをして不要な物を買ってしまうのだが、いつの間にか物が増えて何を買ったかも忘れてしまう。

自分が元々持っている持ち物に満足して暮らすということは、ゴミを増やさないので地球にも個人にも健全であるという著者の考えを読んで、多くの人に知らせたい気持ちになった。この本のおかげで、ささやかでシンプルな暮らしの秘訣でも、幸せな気持ちや喜びを毎日感じることができるのだと感じた。

一度きりの人生、楽しみながら生きたいし、健康で健全な毎日を送りたい。どのページから読んでも楽しくて有益なアドバイスが書かれているので、少しでも自分の日常を素敵にしたいと思った時のために、手元に置いておきたい一冊となった。

(30代女性)

「フランス人は10着しか服を持たない」の読書感想文④

まず私がこの本を読んだきっかけは、本屋に売り出されているのを見た時だ。その当時は本を読む週間がなく今はこんな本が人気なんだなぁと、他人事のように見ていた。そんな私がこの本「フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質””を高める秘訣~」を読むようになったのは、自分の持ち物を最低限にして生活するミニマリストという人達に憧れるようになってからだ。

もともと物が少なかった私だが、ちゃんと片付けが出来ていなかった。必要なものを、最低限の値段で購入するという精神を貫いていた私はミニマリストの本を何気なく図書館で借りて来て読んでみた。その内容はとても引きつけられ、私も、自分が大好きな物だけに囲まれて暮らせたらいいなと思うようになった。

そうしてミニマリストや断捨離系の本を読むようになり、その中で今回の本を見つけた。 その時はもう物を増やすという行為をしなくなっていたので、本を読む時も図書館を利用していた。本を借りて来たその日にすぐ読み出した。元々活字の多い本は読むのが苦手だったが、驚く事に一日で半分は読んでしまっていた。

まず最初にタイトルを見た私は、服の断捨離方法や着回し方法などが書かれていると思ったが違っていた。この本の前半部分は著者がフランスに留学した時の、ホームステイ先の家の生活風景から始まった。

そのホームステイ先の家は古い物でも大事に使い続けていたり、家にいる時でも服装をちゃんとしていたり、それぞれが自分に自信をもって生活している風景が描かれていた。

今の時代、最新機種のものが販売されたらすぐに買い替えてしまう世の中だがこの一家、いやフランスではそうではないのだろうと思わされた。昔からの物を、壊れてもいないのに買い替えるのは確かに物を大事に出来ていないと思った。他にも今までの私は、家から出る用事無い休日はスウェットで一日過ごしてしまうことが多かった。

だが考えを改める必要がありそうだ。 この本はミニマリスト、断捨離の本というよりきちんとした生活を送るための秘訣が書かれている物だった。私はこの本を読んでから生活が少しずつ変わって来ている気がする。休みの日もきちんとした格好で過ごし、日々の食事にも感謝し、少しでも自分に自信が持てるようになっていると思う。

(20代女性)

「フランス人は10着しか服を持たない」の読書感想文⑤

イギリスへの留学の際、フランスへ立ち寄ったこともあり、とても興味を惹かれ手に取りました。すべてのフランス人がそうであるとは限りませんが、ファッションが好きで散財し、怠惰な生活を送っていた私にはとても価値のある一冊となりました。

10着しか服を持たないということが全てではありません。それは、質の良いものを大切に長く着る、クローゼットの中には自分を一番ステキに表現出来るものだけをかけておく、とてもシンプルな考え方です。

しかし実際同じ服を週に何度も着ることになるのですから初めは受け入れがたいことです。本の著者であるジェニファーも初めは持ってきた大量の服を捨てる事が出来ませんでした。それが質の良いものをいつどんなときも身に着けるということはフランス人にとっての一つのステータスだとすればとても理にかなった考え方です。

安いものでクローゼットが溢れかえる事がいかに日常生活までを混沌とさせてしまうかを学ぶことが出来ました。必要なものを必要なだけ、そしてできるだけシンプルに、10着しか服を持たないということにとどまらず生活そのものをシンプルに、考え方もシンプルに生きることを学びました。

そして、その考え方は生き方も表しています。シンプルに生きるということは、より良く生きる、いついかなる時も自尊心と人への思いやりの心を持ち丁寧に生きる、とても簡単なことのようですがとても難しいことです。

一つひとつのテーマでどのように生きることが大切か、自分を表現するにはどのように生きるべきかについて教えられました。一つのテーマから繰り広げられるフランス人の生き方に心を揺さぶられる思いがしました。

そして少しずつですが、自分の出来る範囲でより人生を素敵に生きてみようと思いました。始めるてみるとほとんどの事がとても難しいのです。生活の一つひとつを見直すと出来ないことばかりでしたが今はクローゼットの中には自分のお気入りの服が並んでいます。それは第一歩に過ぎませんが、内容の深い本に出会えた喜びでいっぱいです。

(50代女性)

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