読書感想文「日本人が「使いすぎる」英語(デイビッド・セイン)」

日常や旅行で使用する会話の中の1文を1ページで取り上げ、イケナイ日本人的表現について解説をする形で約220のフレーズで全体が構成されている。本書のおびには「その英語、ネイティブはウンザリしています!」と書かれており、非ネイティブであれば見かけるだけでどうしたってドキドキだ。
 
定価は619円で駅の売店で簡単に手に入る。そのようなワケで購入したのだが、多少のワケがあってネイティブの期待に応えられるほどには現在努められていない。努めはいまいちだが、ストレスのない読書を楽しんでいる。どちらかというとあんまり話せないという方が丸覚えするのに向いているように思う。英語が話せるという方にもよりよい表現を覚えるのにとても良いはずだ。

 
 
一般会話全般にわたっていて、各1文の選定にはとりとめがないとも思えるが、短く明るくわかりやすくまとまっていて、小さくて軽いため、きちんとした英語表現を叩き込むのに最適。解説には文法の詳細な説明はないが、間違った表現の何が悪いのかをネイティブ的に端的に説いているので、軽く読める。イケナイ1表現に対しより良い2~3文を示し、それぞれについても説明が加えられている。
 
例えば、「試着をしたいのですが」という1ページで、”Can I try this ?”はダメで”Can I try this on ?”を使う。理由は、前者は試食などに使うからである、という説明がなされていて、文法については一切触れていない。受け取り方は人それぞれだが、正しく端的な表現はさほどないので、覚えることの大切さを説かれているように思う。
 
謎の魅力的な挿絵があり、書庫に入れるとただの文庫本で、読むとただの英語教材であるところが、大人心をくすぐる。これまで何となく話し切っていた内容が、端的な1文で表現されるのが正しい英語であることにキチンと気づかされた一冊である。そして、日本人がウンザリする英語について、軽く書いてあって素直に読めてしまう役に立つ本だと思う。
 
(30代女性)
 
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