誰でも生きていると毎日毎日嫌なことや苛々する事ばかりだと思う。反対に、楽しい事や嬉しい事が起きてしまうと、別人になったように心がワクワクして来るかと思う。私もストレスやちょっとした状況の変化には弱く、少しでも何か自分に都合の悪い事などが起こると苛々してしまうのである。
根っからの不安というのも強く、何に対しても悪い予感や過去の結果を掘り出してきて勝手に、再び同じ事をチャレンジしても嫌な事の繰り返しだ、と早々に結論づけてしまうことが多いのだ。自己啓発本はその場ではとても素晴らしい物も多く、時には勇気をくれる内容が多いのだが、大半は、血に汗を握るような努力をしてきた成功者の方が多いのも事実だ。その為か本によっては読んだあとに元気になれないどころか、かえって「この人のような決死の努力は出来ない」と自信を失くす事も多々あった。
しかし、この奥平さんの引き寄せの法則の本に関しては「常に自分がいい気分でいれば、自然と良いことが起こっていく(引き寄せていく)」という事を主題に本の内容が進んでいく。私は正直あまりスピリチュアルなどを信じる方ではないのだが、この本に書いてあるいくつかの事がとても努力が苦手な私にもすぐ実践できそうな事ばかりだった。その中で一番役立った場所は、日常で嬉しかった事、感動した事、感謝したくなった事など少しでも良いことがあったら「良い事ノート」を作って日記のように簡単に書き留めておく、という事だ。
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結構探してみると沢山出てくるもので、つい苛々してしまった時等に後から見返すと「こんなに実は自分には幸せな事が沢山あったんだなぁ」と客観的な目線で「良い事」を振り返ることができるのだ。とはいえ私自身も一児の母なので、忙しいとそんな余裕も出来ないし、そもそも良い気分を持続させるなんて、結構難しいな、と感じた。そんな時に機嫌のいい時の自分が書いた「良い事ノート」を見返してみる。
そのノートを記した時の自分が、まるでなんでも許せるような、器の大きい人間に変身したように毎回感じられるのが笑えてしまえる。人間だからいつも笑い飛ばせない時もあるものの、「なんでこんなに自分は苛々してるんだろう?こんなに楽しんでる時の自分は幸せな気持ちになれるのに。」と苛々してた事がまるで馬鹿馬鹿しく思えることもあるから不思議である。
笑顔は他人をも笑顔にさせる、とは言うが、私が解釈した上では、引き寄せの法則は自分が笑い飛ばせるくらい幸せな気持ちで常にいられるなら、相手も自然と笑顔になれるし、自分も相手に優しく出来る心の余裕が出来る=引き寄せる、と言う意味でもあるのかな、と感じた。
(20代女性)
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