読書感想文「美女と野獣(ボーモン夫人)」
この本を初めて読んだのは小学生高学年の時だった。本屋さんで何気なくとり、何気なく購入したのが始まり。題名に惹かれて買ったのだが、その物語以外にもたくさんの物語が含まれていて、人付き合いについて深く考えさせられた。 &nb...
この本を初めて読んだのは小学生高学年の時だった。本屋さんで何気なくとり、何気なく購入したのが始まり。題名に惹かれて買ったのだが、その物語以外にもたくさんの物語が含まれていて、人付き合いについて深く考えさせられた。 &nb...
悍婦で醜女な女海賊に夢中になった。海賊物はそもそもあまり興味はなかったが、松山に住んでいると「村上海賊」はなにやら地元のヒーローらしく、あまりにもしばしば耳にするので文庫になったし何となく買ってみた。 最初...
この本はもともと旦那さんが買ってきた本で、たまたま家に置いてあるのを見つけて読み始めたのがきっかけである。まずタイトルから衝撃を受けた。日本人で七カ国語を自由に使える人がいるとは思ってもみなかったのである。...
「君の名は。」の読書感想文① あとがきの最後の1ページを閉じた瞬間に「よし、もう一度映画を観に行こう」と思わされた小説は初めてかもしれない。今誰もが知っているだろう人気映画の監督が書き下ろした原作小説だ。小説ではなく、映...
「若者の法則」の読書感想文 この本を読んで印象に残ったテーマが三点あった。1つ目は「親」。若者にとっての親子関係が「友達親子」という関係になりつつあるという話題だ。まず最初に受けた印象は、毎日一緒に暮らす両親が友達のよう...
「なぜ、「怒る」のをやめられないのか 「怒り恐怖症」と受動的攻撃」の読書感想文 久しく、本を購入して読むということをしていなかった。活字を読むのは大好きだったが、いつでもスマートフォンで情報を得られるようになり、短い記事...
「ICO-霧の城-」の読書感想文 この物語は、ひとりの少女とひとりの少年による脱出劇である。城に囚われた少女ヨルダと、城への生贄としてやってきた少年イコが出会い、城からの脱出を試みる物語だ。序盤、ヨルダと出会ったイコは、...
最初に断っておく。僕は14歳ではない。14歳どころか、世間の基準からすると、「おっさん」にあたる年齢の者だ。この本を最初に手に取ったのは、図書館。哲学コーナーに、何気なく立ち寄ったときのこと。 「池田晶子さ...
「怒り」の読書感想文① 映画化されるということで作品を知ったが、あらすじが面白そうだっので映画公開まで待ちきれず、原作小説を読んでみた。この『怒り』という小説を読んで一番感じたのは、『人を信じれるか信じれないか』というこ...
<わかりやすさ>の勉強法 テレビ番組でのわかりやすい解説でおなじみの著者が、普段どのようなことに注目しながら新聞や本を読んだり、どのようなことを伝えようと考えながら執筆活動をしたりしているのかについて、知ることができる。...
「シッダールタ」の読書感想文① 全てを断ち切り、全てを愛す。これを成し遂げた者を覚者と呼ぶ。この本には不思議な力がある。読んでいる最中も、読後も、時間が経った今も、心のどこかでシッダールタの生活を意識している。シッダール...
この本を読んだきっかけは、エンリケ・バリオス著の「アミ小さな宇宙人」の三部作を読んだからです。この本を読んだきっかけは、エンリケ・バリオス著の「アミ小さな宇宙人」の三部作を読んだからです。 さくらももこさん...
超合金の男。本書は70年代80年代に幼少期を過ごした人間であれば耳にした事があるであろう名作玩具「超合金」を開発した、デザイナーであり玩具開発者「村上克司」氏の商品開発インタビューをまとめた書籍である。 氏...
「真田太平記」の読書感想文 真田太平記を読んだ。ひじょうに面白かった。全12巻の長編小説なので、一言で言い表すのはとても難しいが、とにかく面白く、ドラマチックであった。完読したあとはしばらく泣きはらした顔で茫然としてしま...
『個人、家庭、会社、人生のすべて–成功には原則があった!』この「原則」というのが何だろう?と知りたくて、読み始めた。読み終わった後に、ハッキリとこの「原則」について誰かに説明できるレベルまで深く理解できたのか...
「コインロッカー・ベイビーズ」の読書感想文① この作品を読んだのは、わたしが高校生の時だ。姉が学校の図書室から借りたのを読まさせてもらったのだ。当時のわたしには内容がさっぱりつかめず、何も頭に入らないまま、ただ「読んだだ...