読書感想文「政と源(三浦しをん)」
「政と源」の読書感想文 下町に住む73歳の幼馴染のおじいさん達の日常を描いた作品だ。ちょっとしたトラブルや喧嘩などもあるが基本は日常、普通の暮らしぶりを書いている。なのに、なぜか生きる事について考えさせられたりホロリと泣...
「政と源」の読書感想文 下町に住む73歳の幼馴染のおじいさん達の日常を描いた作品だ。ちょっとしたトラブルや喧嘩などもあるが基本は日常、普通の暮らしぶりを書いている。なのに、なぜか生きる事について考えさせられたりホロリと泣...
「『罪と罰』を読まない」の読書感想文 文豪ドストエフスキーの世界的名作『罪と罰』を読んだことのない4人が集まって、ストーリーを予測しながら考察して行くという奇妙な試みの座談会。その様子が会話形式で記録されている。まずこの...
「光」の読書感想文 三浦しをんの作品は、小説もエッセイも複数読んだことがあった。そして『光』を読み、予想外の雰囲気に驚いてしまった。なぜなら、三浦しをんの小説とは思えないほど、暗く思い内容だったからだ。他の小説は、どちら...
「舟を編む」の読書感想文① 小泉政権の痛みを伴う改革に端を発した雇用不安定。非正規雇用全盛の現代、私も非正規雇用者の一員だ。将来の先行きが見えない現状、私がいなくても、私の仕事を誰かがし、滞りなく世界は回っていくのだと思...
「まほろ駅前多田便利軒」の読書感想文① 「幸福は再生する」果たしてそうだろうか。小説の最後に書かれた一文を読んだ時、私は自分自身の生きてきた道を省みた。小説内では、不慮の事故で切り落とされた行天の指が再びくっついて再生す...
「風が強く吹いている」の読書感想文① 私はとにかく箱根駅伝が好きだ。特に陸上をやっていたわけでもないし、ジョギングだってこの先もすることがなさそうだ。だけど、正月には必ず箱根駅伝のテレビ中継を観る。1月、2日と3日は半日...