読書感想文「私をくいとめて(綿矢りさ)」
「私をくいとめて」の読書感想文 率直に言って、全体的に主人公に共感は出来なかった。自分の脳内にいるAとの会話を通して悩みを整理したり決断したりするのは、Aという名前こそつけないものの、私も自分とこうやって会話することはあ...
「私をくいとめて」の読書感想文 率直に言って、全体的に主人公に共感は出来なかった。自分の脳内にいるAとの会話を通して悩みを整理したり決断したりするのは、Aという名前こそつけないものの、私も自分とこうやって会話することはあ...
「ひらいて」の読書感想文① この小説は、一人の女子高生の人生を私に追体験する機会を与えてくれた。女子高生の関心事と言えば、恋愛・容姿・友情だろうと思う。この本を読んで、私はそれらを余すところなく自分自身の体験と同様のレベ...
「蹴りたい背中」の読書感想文 縦読みの恋愛小説を読んだことが無く、縦読みの恋愛小説を本屋さんで探したときにこの小説に出会った。最初、この話を読み終わった時の感想は不思議の一言だった。出てくる人物や行動、結果などが全て不思...
「かわいそうだね?」の読書感想文 他人から「かわいそう」と言われたくなくて、自分のことを話すのを怖れることがある。例えば母親がいないこと、貧乏なこと。そんなことを知ると「かわいそうに」と反射的に言ってくる人がいる。その言...