恒川光太郎読書感想文「草祭(恒川光太郎)」2017.01.12この美奥という、幽玄な気配が漂う土地を舞台にした、短編集のなかでも「けのもはら」が印象的で、はじめて読んだときから、ずっと心に残りつづけている。あの恐いようで、陶然とするような感覚をまた味わいたくて、あらためて読んでみた...