感想ライブラリー

読書感想文「ぼぎわんが、来る(澤村伊智)」

この作品は映画化もされて、ホラーとして非常に話題性のある作品である。話の大筋の内容としては、田原秀樹と言うごく普通の会社員が突然、ぼぎわんと呼ばれるある地域の化け物に大人になってから襲われ、順調に進んでいたはずの人生が少 […]

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読書感想文「湖水祭(平岩弓枝)」

時代モノはもちろん、現代モノにも傑作が多い、平岩弓枝先生の小説だ。現代モノとは言え、書かれたのは今から数十年前。携帯電話やインターネットが無いのはもちろん、登場人物が公衆電話を使っていたり、JRを「国電」と呼んでいたり、 […]

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読書感想文「最後の医者は桜を見上げて君を想う(二宮敦人[…]

生と死がテーマになっている本なので、読んでいて、胸が締め付けられるように苦しくもなる。総合病院を舞台にし、それぞれ全く違うタイプの医者3人(桐子・福原・音山)の、死が身近に迫った患者たちとのやり取りが、とてもリアルで、考 […]

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読書感想文「自負と偏見(ジェイン・オースティン)」

とにかく出だしのベネット夫妻の会話が最高だ。当時、上流階級に位置する女性が生きる術は結婚だという前提は知ってはいたが、女性ばかりの5姉妹と読んで谷崎潤一郎「細雪」の4姉妹が想起された。あの本は姉妹の婚活がストーリーの大筋 […]

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読書感想文「東京島(桐野夏生)」

桐野夏生さんの「東京島」を読んだ。東京が島‥?興味を牽かれる題名だ。 漂流や無人島の有名な物語と言えば、十五少年漂流記やロビンソン・クルーソーだろう。書かれた時代もちがうが、現代の日本人が漂流したらこんな感じなのかな?と […]

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読書感想文「希望荘(宮部みゆき)」

ひょんなことから探偵になった杉村三郎が主人公のシリーズ4作目。数ある宮部みゆきの作品の中でも好きな作品である。今まではっきり探偵を生業としていなかった杉村が、やっと自分の事務所を持つようになって、これからこのシリーズも本 […]

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読書感想文「嘘つきアーニャの真っ赤な真実(米原万里)」

この書籍を購入したのは、私が20台だった10年近く前のことだ。面白かった記憶はあったが、全く内容を覚えておらず先日読み返したばかりだった。まるでフィクションのようなタイトルなのにこれはエッセイだった。しかも、よくある今の […]

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読書感想文「ひかりの魔女(山本甲士)」

浪人生の光一の家に、長い間会ってなかった祖母が同居する事になるところから物語はスタートする。一緒に暮らし始めるとおばあちゃんは何やらとても慕われていて、作る料理は地味なのにとてつもなく美味しくて、何故か周りのみんなを幸せ […]

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読書感想文「大河の一滴(五木寛之)」

五木さんの本読んだの初めてですが、この本の存在知ってたのですが、長らく読むことはなかったです。正月実家に帰って、父の本棚で見つけて、読んでみようといった気になりました。そして僕は最近自分という存在について深く考えるように […]

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読書感想文「魔族狩り(友成純一)」

バブル景気に乗っかるようにして登場した、友成純一。’85年に「肉の儀式」を刊行して作家デビュー。その後バブル崩壊とともに作品の刊行数が激減。なのだが特に’87年以降の刊行数が月刊ペースを上回っていた。ジャンルはスプラッタ […]

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