感想文を読んで、感じたことを共有しよう。みんなが書いた読書感想文を多数掲載しています!

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感想ライブラリー

読書感想文「鹿の王(上橋奈穂子)」

さすがとしか言いようがありませんでした。上橋奈穂子さんの作品には、必ずと言って良いほど地の繋がりではない絆があります。この物語の主人公であるヴァンは、自分と同じように謎の病から生き残った少女を拾います。名前はユナとつけま […]

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読書感想文「愛のゆくえ(リチャード・ブローティガン)」

すごく概念的な話だと思う。あるところに思い深く書かれた本だけが保管される図書館があり、そこに主人公である「私」が住み込みで働いている、という設定からしてもう概念的だ。終始「私」の視点で話が進んでゆくのだが、ある日ヴァイダ […]

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読書感想文「タイムスリップ・コンビナート(笙野頼子)」

この小説の事を知ったのは、作品で最終的に目指す「海芝浦駅」と言うのを知ったからで、笙野頼子と言う著者の事も、この人の他の作品も知らない状態で、早速買って読んでみたら、すぐにこの世界に引き込まれた。夢で見た「マグロ?」との […]

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読書感想文「私をくいとめて(綿矢りさ)」

率直に言って、全体的に主人公に共感は出来なかった。自分の脳内にいるAとの会話を通して悩みを整理したり決断したりするのは、Aという名前こそつけないものの、私も自分とこうやって会話することはあるなと思う。主人公のように毎回で […]

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読書感想文「坂の途中の家(角田光代)」

主人公里沙子が裁判員に選ばれてからの心の葛藤が読んでいて辛かった。子どもが生まれて泣いてばかりで床に落としてしまった、母乳が出なくて周りの意見が嫌で仕方なかったなど世間一般出産を経験した母親ならほとんど思うようなことが随 […]

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読書感想文「国盗り物語(司馬遼太郎)」

国盗り物語は前半が斉藤道三、後半は織田信長が主人公の歴史小説である。斉藤道三は美濃のまむしと呼ばれ、一介の浪人から一代で美濃の国主にまで上り詰めた、下克上の典型の人物である。別名のまむしのイメージから冷酷非情で手段を選ば […]

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読書感想文「ダイイング・アイ(東野圭吾)」

東野圭吾は情景や人の感情の記述が詳しく、物語にいつも引き込まれる。ただ、その内容は深刻なものであっても最後は救いのあることが多い。このダイイング・アイも無意識だろうかそのつもりで読んでいて、どこで常識的な記述が出てくるだ […]

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読書感想文「AXアックス(伊坂幸太郎)」

作者のファンであり、久々に出版されたので、直ぐに購入しました。どの様な内容なのか、少し検索して知っていましたが、読み初めて直ぐに引き込まれる氏の手法にはまた驚かせながらも、見えそうで見えない結末へ向けて気付けば一気に読ん […]

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読書感想文「日の名残り(カズオ・イシグロ)」

ノーベル賞作家カズオイシグロの代表作のひとつ。執事がつかの間の休日をもらい自動車旅行の過程で過去の日々の記憶を紡ぎだしていく…。昔の同僚に会いに行く旅という行動と、記憶を遡行させていくという行為がパラレルになって、さらに […]

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読書感想文「僕はロボットごしの君に恋をする(山田悠介)[…]

主人公の健が、自分がAIロボットであることを知った時はどんなにショックだっただろう。話が進むに従って一喜一憂する姿からは全く予想できず、終盤に入り意表を突かれてしまった。   さらにヒロイン咲を見守り続けた一連 […]

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読書感想文「朱夏(宮尾登美子)」

宮尾登美子さんの作品は時代を背景に強く生きる女性を描いた長編が大好きだ。この「朱夏」は敗戦の混乱の中、想像を絶する苦難の荒波にもまれながら生き抜くヒロインの物語である。著者自身、満州に暮らした経験が随所に散りばめられてい […]

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読書感想文「ねじまき少女(パオロ・バチガルピ)」

まず、この本を手にとったのは舞台が珍しいと思ったからだ。舞台は近未来のバンコク。タイだ。あまりどころか全く小説でタイが舞台のものは見聞きしない。本書は海外SF小説であり、石油が枯渇した近未来を時間軸としている。そんな未来 […]

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読書感想文「津軽殺人事件(内田康夫)」

冒頭から太宰治直筆の肖像画の話などが出てくるため、津軽を舞台とした旅情ミステリーかと思いきや、社会派ミステリーでもあり、ちょっと酸っぱい恋愛もありの贅沢な小説であった。浅見光彦シリーズではかなり高確率で事件に絡む女性と浅 […]

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読書感想文「嘘を愛する女(岡部えつ)」

交際している彼は信頼のおける勤務先で働いていて、同棲していて、完全に信用しきっていて。そろそろ親にも紹介して次のステップへと思い結婚を切り出したとき彼が乗り気ではなくてスムーズにいかなくて。私との結婚が嫌なのか。周りがど […]

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読書感想文「アンダーグラウンド・マーケット(藤井太洋)[…]

今話題の仮想通貨の社会を描いたSF作品です。2015年に世に出た作品ですが、まさに今の2018年が舞台になっています。公平の名の元に引き上げられた税金は日本を階級社会に分断してしまいます。正社員になれてまっとうな人生を生 […]

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読書感想文「太宰治の辞書(北村薫)」

自分の中で、なぜか「青春小説」に分類されていた本シリーズの最新刊、主人公がいつの間にか私より年上かつ、年長の息子がいて、その設定にまず驚いた。しかし、主人公「私」の本に対する情熱は変わらず、出番は少なかったものの円紫さん […]

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読書感想文「虹の少年たち(アンドレア・ヒラタ)」

インドネシアの文学を始めて読んだ。インドネシアといってもどこにあるかわからないブリトゥン島が舞台の小説である。どこにあるかは、わからなくても風景の描写、特に貧しい漁村や海辺の町の様子はすごく細かく、東南アジア特有のにおい […]

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読書感想文「マリアビートル(伊坂幸太郎 )」

物語は、東京から仙台までの一台の新幹線の中で展開していく。一つのトランクを巡るてんとう虫、みかん、れもんの攻防と、中学生である王子と木村のやりとりが大きな2つの主軸となり、それらが互いに絡み合っていく。特に印象深いのは、 […]

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読書感想文「銀河鉄道の父(門井慶喜)」

賢治の父、宮沢政次郎は岩手県花巻で先代から営む質屋の主人である。学校の成績は優秀だったが、父親から学才は家業に必要ないといわれ、学問を追及することは頭になかった。境遇は違えど、私の父は経済的理由から大学進学をあきらめ、自 […]

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読書感想文「ペンギン・ハイウェイ(森見登美彦)」

「お姉さん」のような人間に会ってみたいと思った。だがお姉さんは人間ではなかったので難しいのかもしれない。お姉さんはボーイッシュな口調ながらも女性らしさを保っていて、とっても魅力的だった。アオヤマ君目線だからこそ、そう思う […]

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