感想ライブラリー

読書感想文「うつくしい人(西加奈子)」

この本を手に取ったきっかけは、ただ単に西加奈子のファンだったからだけではない。なかなか自分の生活が上手くいかず、何か本でも読んで気分を紛らわせようと思ったからだ。何の気なしに手に取った本だったが、まさに今の自分にピッタリ […]

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読書感想文「お役所の掟―ぶっとび霞が関事情(宮本政於)[…]

精神分析医の宮本政於氏が、十年余りのアメリカ生活を経て日本に戻り、厚生省に入省した際の体験を赤裸々につづった体験記です。ベストセラーにもなったこの本は英語をはじめドイツ語、フランス語など各国語に翻訳され世界中に大きな反響 […]

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読書感想文「段ボールハウスガール(萱野葵)」

主人公は杏という女性である。2年間の生活費200万円を爪に火を灯すようにして貯め、会社を辞めた矢先に泥棒に根こそぎ盗まれてしまう。そこから杏の浮浪生活が始まる。普通ならお金を盗まれた時点で諦めて何か仕事を探しそうなものだ […]

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読書感想文「潮騒(三島由紀夫)」

三島由紀夫の作品には小説、戯曲、評論、あるいは映画など様々なものがある。そのうちのどれがいいかとなると、余りに作品が多すぎて甲論乙駁だろう。私自身が読んだ限りでは、小説に関してはそのきらびやかな文章が鼻について、素直に好 […]

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読書感想文「夫のちんぽが入らない(こだま)」

「夫のちんぽが入らない」という書名、間違っても書店員に問い合わせはできまい。しかし強烈に頭に残るそのフレーズに、私は惹きつけられずにはいられなかった。人には様々な生き方があるということは、誰もが知っていることである。だが […]

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読書感想文「嘘を愛する女(岡部えつ)」

交際している彼は信頼のおける勤務先で働いていて、同棲していて、完全に信用しきっていて。そろそろ親にも紹介して次のステップへと思い結婚を切り出したとき彼が乗り気ではなくてスムーズにいかなくて。私との結婚が嫌なのか。周りがど […]

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読書感想文「虹の少年たち(アンドレア・ヒラタ)」

インドネシアの文学を始めて読んだ。インドネシアといってもどこにあるかわからないブリトゥン島が舞台の小説である。どこにあるかは、わからなくても風景の描写、特に貧しい漁村や海辺の町の様子はすごく細かく、東南アジア特有のにおい […]

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読書感想文「華麗なる一族(山崎豊子)」

戦後の日本の銀行をモチーフにした昭和のお話である。私はこの時代にはまだ生まれてはいなかったが、物凄く解りやすい内容であったのだ。昔、阪神銀行と言う関西屈指の銀行があの手この手によって小が大を呑みこみ合併すると言うお話だ。 […]

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読書感想文「なぜ、「怒る」のをやめられないのか 「怒り[…]

久しく、本を購入して読むということをしていなかった。活字を読むのは大好きだったが、いつでもスマートフォンで情報を得られるようになり、短い記事やニュースを読めば満足するようになっていた。また、毎日の雑務や生活に追われ、本を […]

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読書感想文「みずうみ(シュトルム)」

初恋を描いた作品、「みずうみ」。幼少期に出会ったエリザベートとラインハルト。物語はラインハルトの目線で描かれている。淡い恋の模様が綴られているこの物語。二人が森の中をさまよう姿は、読んでいて幻想的な雰囲気が脳内に広がった […]

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