感想文を読んで、感じたことを共有しよう。みんなが書いた読書感想文を多数掲載しています!

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感想ライブラリー

読書感想文「瑕疵借り(松岡圭祐)」

私はこの本を読み、2つの点に気づいた。一つ目に先入観を持たないことの大切さである。この本を読む前の私は瑕疵物件に対し怖い、危ない、幽霊が出る印象を持っていて、マイナスなイメージしか無かった。私はこの本も単なるホラー小説だ […]

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読書感想文「海の見える理髪店(萩原浩)」

この物語りは、過去と対峙する物語りである。誰だって、消してしまいたい過去を持っているものだ。そして、同じぐらい取り戻したい過去もあるという、この相反する二つの過去が、この作品では交差しているのだ。タイトルの穏やかさと、静 […]

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読書感想文「政と源(三浦しをん)」

下町に住む73歳の幼馴染のおじいさん達の日常を描いた作品だ。ちょっとしたトラブルや喧嘩などもあるが基本は日常、普通の暮らしぶりを書いている。なのに、なぜか生きる事について考えさせられたりホロリと泣けてしまうのだ。一流会社 […]

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読書感想文「放課後スプリング・トレイン(吉野泉)」

福岡県福岡市を舞台とした、最近のミステリのジャンルの一つになりつつある「人の死なないミステリ」作品である。女子高生の主人公(ワトソン的配役)と癖のある大学生(ホームズ的役割)の出会い。交流していく過程で起こる些細だが誰も […]

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読書感想文「ツナグ(辻村深月)」

私はほとんどミステリータッチの小説は読まない。怖がりであるからという単純な理由である。であるからツナグに関していえば、読む前にかなり迷った。この世で生きている者と死者を、一生に一度だけ再会させてくれる”ツナグ”といわれる […]

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読書感想文「月の砂漠をさばさばと(北村薫)」

この小説は、小学3年生のさきちゃんとそのお母さんの日常生活を描いたお話である。何ひとつ衝撃的な事件が起きたりはしないし、作者が泣かせよう泣かせようと一生懸命になっている気配も感じない。なのであるが、私は何度となくこの本を […]

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読書感想文「我が家のヒミツ(奥田英朗)」

6つの短編小説を読み終え、切なく優しく、ほわっとした温かいもので心が包まれたような幸せな気持ちになった。一つ目の「虫歯とピアニスト」では、主人公・敦美と憧れの人との偶然の出会い、その距離感に何とも言えない高揚感を主人公と […]

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読書感想文「閃光スクランブル(加藤シゲアキ)」

主人公であるトップアイドルグループMORESの亜希子の抱える悩みが葛藤している様子が、アイドルもサラリーマンも同じ人間なのだと思えて親近感が涌く。なぜ自分はここにいるのか、なぜ自分なのか、周りは過大評価しすぎている、と自 […]

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読書感想文「さらさら流る(柚木麻子)」

美しい装丁のハードカバーである、「リベンジポルノ」を題材とした考えさせられるテーマ。柚木麻子さんならではの人間の感情のドロドロさや潔さなどの感情描写がとてもよかった。タイトルの「さらさら流る」というのは主人公の自宅の下に […]

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読書感想文「森に眠る魚(角田光代)」

子育て世代、特に幼稚園時代の話に焦点があてられている、母親達の物語。タイプの違う母親たちが、小学校受験を通じて、だんだんとすれ違い、その関係が壊れていく過程は、本当にちょっとしたボタンのかけ違いだろうと思った。母親は、も […]

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読書感想文「むかしの味(池波正太郎)」

なんとなく、レトロな時代を感じたくなって手に取ったのが「むかしの味」だ。美食家で有名な池波正太郎氏が、印象に残った飲食店について、ご自分の思い出と共に綴った一冊である。もちろん実在するお店だが、かなり前に出版された本なの […]

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読書感想文「払い戻した恋人(赤川次郎)」

大人気小説作家の赤川次郎さんの作品だ。物語の主人公はとてもケチでお金にしか興味のない24歳のOLである。どこにでもいるOLが誰とも変わらない日常生活をおくっていたのだが映画のロマンスシート券を譲り受けたことで物語が動き出 […]

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読書感想文「ありえないほどうるさいオルゴール店(瀧羽麻[…]

とにかく優しい話です。舞台は、北海道の小樽にある小さなオルゴール店です。そこだけだと、別に変わったところはないように感じるのですが、このオルゴール店は、普通の店とは違うのです。この店の店主には、お客様の心の声が音色となっ […]

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読書感想文「きりこについて(西加奈子)」

西加奈子の小説を読み終わったあと、いつも思うことがある。人間っていいなあ、ということである。もう一つは、いつまでたっても物語の登場人物が(特に主人公であるのだが)心に住み着いてしまうということである。それくらい、人間の無 […]

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読書感想文「青の数学(王城夕紀)」

数学少年、栢山には数学をやり続ける理由がなかった。幼いころに出会った数学者、柊との約束。「数学をやり続ける」。それ以外に理由を持たなかった栢山は、雪の日、数学オリンピック優勝者、京香凜に「数学って、何?」と問われ、一つの […]

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読書感想文「年収90万円で東京ハッピーライフ(大原扁理[…]

年間90万円ほど収入を得ている作者が、その収入の中でどのように生活しているかを書いた本である。私がこの本を読んだ時、まだ就職する前であったが、この本に書かれたことは今の私の考え方に影響を与えている。というのも、私もできる […]

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読書感想文「行人(夏目漱石)」

この物語は新聞の連載小説という事でしたが、ヤマ場が二か所あるように感じました。兄・弟・嫂という関係である一郎・二郎・お直を中心に、その家族と友人の心の有り様とその絡み合いが描かれています。一郎が、二郎に「それでは打ち明け […]

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読書感想文「地下の鳩(西加奈子)」

色んな気持ちが駆けめぐった。主人公の吉田は40代。口数の少ない彼が周りの人々と接する時の気持ちの揺れが、自意識過剰な感じがして、ある程度年齢を重ねても、そう言う感情って無くならないなぁ、と自分に重なった。おとなになって上 […]

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読書感想文「13階段(高野和明)」

何か面白い推理小説がないかと本屋でうろうろしていたところこの本に出会った。惹かれたきっかけは帯に書かれてていた江戸川乱歩賞受賞の文字だった。権威ある推理小説の賞で多くの有名作家が選考に携わっているのでこれは良さそうと思っ […]

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読書感想文「新訳 武士道 ビギナーズ 日本の思想(新渡[…]

戦後続いてきた道徳が,いよいよ公立学校で教科化され,特別の教科道徳となる。教科化にはそれなりの根拠がることだろうが,教科化したからといって,本当にその効果は期待できるのだろうか。それよりもむしろ,日本の道徳の原点をしっか […]

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