三浦綾子読書感想文「続氷点(三浦綾子)」2023.08.18「続氷点」の読書感想文① 『続氷点』は作家・三浦綾子の処女作『氷点』の続編である。1960年代の北海道を舞台にし、主人公・辻口陽子の苦悩と成長を描いた物語だ。最も印象に残っているのは、物語の最後、陽子が網走の“燃える流氷...