遠藤周作読書感想文「影に対して(遠藤周作)」2024.01.22「影に対して」の読書感想文 遠藤周作の没後しばらくして見つかった原稿の書籍化と聞いてずっと読みたいと思っていた作品である。影というのは、自身の生い立ち、家族への暗い思いの隠喩であり、どこか私小説を読んでいるような感激があ...
遠藤周作読書感想文「沈黙(遠藤周作)」2024.01.22「沈黙」の読書感想文① 映画化で話題になり、とても古い作品なのに高い評価がある事に興味を持ち、今回読んでみようと思った。古い作品なので多少の抵抗があったが、読み出すと面白くすぐ読み終わっていた。内容は、日本のキリスト教徒...