桜庭一樹読書感想文「少女七竈と七人の可愛そうな大人(桜庭一樹)」2023.08.21「少女七竈と七人の可愛そうな大人」の読書感想文 桂多岐は愛の大きな人である。「やってられない毎日だ」彼女の言葉である。働くわたしと、てこでも働かぬばかな夫と、七歳から十七歳までの六人のこどもたちから成る戦場からもう十七年...