斎藤純読書感想文「銀輪の覇者(斎藤純)」2016.02.05自転車と言えば、通学を思いだす。駅までの片道十五分ほど、雨の日も風の日も、ほぼ休まず自転車をこいできた。楽しかったというよりは、きつかった覚えがある。別に遅刻しそうでもないのに、また帰り道でも、何故だかペダルをかく足を緩...