最初に思ったのは「ゴーシュって、けっこうイヤな奴だ」と。恥ずかしながら、宮沢賢治の名作と言われているこの作品を、40歳過ぎてから初めて読んだので、ファンタジーより現実的に受け止めたのかもしれません。ゴーシュの家に訪ねてく […]
読書感想文「セロ弾きのゴーシュ(宮沢賢治)」

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読書感想文「グスコーブドリの伝記(宮沢賢治)」

人は誰かのために自分の命を犠牲にできるものだろうか?そんな事を考えてしまった。グスコーブドリは貧しい木こりの家に生れるが環境破壊を思わせる冷害に見舞われ食べる物も無くなってしまう。 父親はある日「森へ遊びに […]
読書感想文「猫の事務所(宮沢賢治)」

苛めは残酷である。この物語は苛めがテーマである。いじめを受けている主人公になりきったようにに話を読み進めるとどんどんこちらが辛くなってきたり、いじめを行う他の登場人物に怒りを覚えてくる、そんな引き込まれる感じがある。同時 […]