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読書感想文「オリジン(ダンブラウン)」

「オリジン」の読書感想文

AIという存在については、テレビで時折取り上げられるような嘘かほんとか、のような情報しか持っていなかったが、この本を読んだことで、AIという存在は思ってた以上に人類にとって大きな存在なんだなと感じた。今の世の中は何をするにも、インターネットやスマートフォンなどが必要であり、使うことが当たり前となっている。
 
その機械、AIが人類をも飲み込む存在となるというのが、すぐそこまで来ていそうで怖いなとも思った。本の中では、共存しうると書いてあったが、以前見た映画などではロボットが地球を侵略するなどの話もあったので、もしもAIが人類を飲み込むほどになったとき人間は必要なものだと考えられるか分からないのかもしれないなと思った。
 
それ故にAIは危険なものだ、という人がいるということも納得できた。歴史的情報も多いが、科学的情報も盛りだくさんで、とてもおもしろかった。また1番魅力を感じたのはサグラダファミリアの描写のシーンだった。外観の説明がなされ、そして仲に入ったときにまず目に入るもの、その中でも本当に目を向けるべき所など行ったことも、きちんと映像や画像などで見たこともないのに、何故か綺麗さに感動することができた。 
 
その描写を読んだ後に、最初の方にサグラダファミリアの写真があったので見てみたが、これは死ぬまでに見に行くべき建物なのだと感じた。何年にもわたって作り続けられ、様々な困難がありながらもそれを乗り越えて今に繋がっていることの、偉大さをこの本を読んだことで強く感じることができた。
 
そして建築家ガウディが、サグラダファミリアに多くの謎を残し今もなお意見が分かれると書かれていた。レオナルドダヴィンチなど、昔の天才たちは何百年にもわたって人々を魅了する謎を残している。そんな謎に気づかさてくれ、より知りたいと思わせる欲求を持たせる本だとも思った。
 
この本をきっかけに、ガウディについて、AIと人類の今後について、スペイン王政についてなど調べてみたいことが増え、知的好奇心が刺激されたなと感じた。
 
(20代女性)

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