読書感想文「殺人鬼(綾辻行人)」
「殺人鬼」の読書感想文 何か怖いホラーが読みたいと思いネットを検索してこの本の存在を知った。事前の情報ではかなりグロいスプラッターホラーとのことだったが、綾辻さんてグロいの書くんだというのが最初の感想だった。読んでみると...
「殺人鬼」の読書感想文 何か怖いホラーが読みたいと思いネットを検索してこの本の存在を知った。事前の情報ではかなりグロいスプラッターホラーとのことだったが、綾辻さんてグロいの書くんだというのが最初の感想だった。読んでみると...
「スマホを落としただけなのに」の読書感想文 映画が話題となっていたので、気になり読んでみたことがきっかけだ。映画は観ていないので、どういう物語なのかは本の背表紙に書かれているあらすじしか知らなかった。読んでみて、SNSに...
「まつらひ」の読書感想文 子どもの頃から、祭というものは身近にあって、当たり前のように毎年恒例のイベントとして参加してきた。だが、一度その土地を離れてみると、地域の文化が色濃く反映される「祭」が、その土地のその季節でしか...
「ジャン・クリストフ」の読書感想文 この小説はベートーベンをモデルにしていると言われているが、ロマンロランはそう思ってほしくないと語っている。ロマンロランはノーベル賞受賞作家でもある。岩波文庫全4巻あるが、どれも500ペ...
「ダ・ヴィンチ・コード」の読書感想文 名画が関わっている推理小説で、最初に読んだのがこの『ダ・ヴィンチ・コード』だ。しかし、本書で取り上げられているダ・ヴィンチの絵は、いわゆる観賞用の作品とは言いがたいようだ。文庫本に綴...
「沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉」の読書感想文 最近、この本(沈黙のWEB ライティング)をインターネットのお薦め書籍から見つけ読んでみた。読もうと思った...
「ぼぎわんが、来る」の読書感想文① この作品は映画化もされて、ホラーとして非常に話題性のある作品である。話の大筋の内容としては、田原秀樹と言うごく普通の会社員が突然、ぼぎわんと呼ばれるある地域の化け物に大人になってから襲...
「湖水祭」の読書感想文 時代モノはもちろん、現代モノにも傑作が多い、平岩弓枝先生の小説だ。現代モノとは言え、書かれたのは今から数十年前。携帯電話やインターネットが無いのはもちろん、登場人物が公衆電話を使っていたり、JRを...
「最後の医者は桜を見上げて君を想う」の読書感想文 生と死がテーマになっている本なので、読んでいて、胸が締め付けられるように苦しくもなる。総合病院を舞台にし、それぞれ全く違うタイプの医者3人(桐子・福原・音山)の、死が身近...
「自負と偏見」の読書感想文 とにかく出だしのベネット夫妻の会話が最高だ。当時、上流階級に位置する女性が生きる術は結婚だという前提は知ってはいたが、女性ばかりの5姉妹と読んで谷崎潤一郎「細雪」の4姉妹が想起された。あの本は...
「東京島」の読書感想文 桐野夏生さんの「東京島」を読んだ。東京が島‥?興味を牽かれる題名だ。 漂流や無人島の有名な物語と言えば、十五少年漂流記やロビンソン・クルーソーだろう。書かれた時代もちがうが、現代の日本人が漂流した...
「希望荘」の読書感想文 ひょんなことから探偵になった杉村三郎が主人公のシリーズ4作目。数ある宮部みゆきの作品の中でも好きな作品である。今まではっきり探偵を生業としていなかった杉村が、やっと自分の事務所を持つようになって、...
「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」の読書感想文 この書籍を購入したのは、私が20代だった10年近く前のことだ。面白かった記憶はあったが、全く内容を覚えておらず先日読み返したばかりだった。まるでフィクションのようなタイトルな...
「ひかりの魔女」の読書感想文 浪人生の光一の家に、長い間会ってなかった祖母が同居する事になるところから物語はスタートする。一緒に暮らし始めるとおばあちゃんは何やらとても慕われていて、作る料理は地味なのにとてつもなく美味し...