読書感想文「一九八四年(ジョージ・オーウェル)」

とても衝撃を受けた作品でした。わたしは未来の世界に特に希望とかは持っていなか買ったのですがここまで悲劇的に書かれている小説を読むととてもひやっとします。しかし今の日本をみてエイルとモテモじゃあないけれど、実際に起きてもおかしくないようです。例えば二重思考とかはすでにほとんどの日本人が持っている価値観だと思うしとても怖いがす。

 

学校教育もそう言う人間を作ろうと躍起になっている感もあり、現実に起こりそうてか怒っているんだなあと実感しています。人間こういったことを簡単に受け入れる日本人気質から見ても日本国民はみんなこの本を読むべきだと思います。 まず不思議だったのは、あれだけ抑制された世界ならさらに革命が起きてもおかしくないんじゃないかと思いました。

 

 

 

日本人みたいに虐げられた環境でも特に革命を起こしていないような歴史を持つ民族なまだしも、舞台となっているのはアメリカが大きくなって統合されたイギリスってことを考えると、あんな監視されて抑圧された社会なんて暴動が起きてもおかしくないんじゃかと思います。日本人ならあんな世界でもぶつくさ言いながら生活してそうで怖いですが。

 

こういったことを始め、いくらか偏差値30台の歴史の知識でも不思議に思う所がいくらか見受けられました。頷けるところとしては上層部が富の再分配を拒んでいる点、これは過去から現代でも同様に思えるので非常に恐ろしく思いました。 ここから先を語ると非常に現代政治に対する自分の愚痴になるだけなので省略しますが、こういう現代でも実際にドンドン起こりえそうなこともいっぱいあって非常に恐ろしかったです。

 

また不思議に思ったのは家族の在り方について。夫婦も認めてるし、子供作りのセックスもきちんと推奨(快楽のためだと犯罪)しているあたり、厳格なキリスト教を思わせる感じなのが不思議でした。しかも子供を作ったら家族として愛情をもって育てろとか強制されてます。自分が行き過ぎた共産主義の統治者なら、まずこの制度を破壊して、子供を産ませたら専用の機関で育てさせますけどね。

 

夫婦別姓やらの話題が出てる現代日本の方がよっぽど行き過ぎている、家族を崩壊させたがってると思って感心しました。

 

(20代男性)

 

 

 

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